資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。

東京都千代田区永田町ニ丁目にある、日枝神社(ひえじんじゃ)です。
日枝神社の社殿には、ほかの神社と大きく違う特徴があります。
それは、境内に狛犬ではなく「猿」が置かれているところです。
猿は、御祭神の大山咋神の使いとされており、神様の使いの猿「神猿(まさる)」と言われ、敬われていました。
その「まさる」という音から「勝る(まさる)」「魔が去る(まがさる)」とも考えられ、勝運の神や魔除けの神として置かれています。
音読みの「えん」という音から、猿が「縁(えん)」を運んできてくれると考え、商売繁盛や縁結びの祈願を受けに来る方も多くいます。
絵馬は、平成4年壬申(みずのえさる)歳の干支絵馬です。