東海道四日市宿資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。



  東京都千代田区永田町二丁目にある、日枝神社(ひえじんじゃ)です。

 

 文明10年(1478年)太田道灌が江戸城築城にあたり、川越の無量寿寺(現在の喜多院・中院)の鎮守である、川越日枝神社を勧請したのが始まり。

 

 大山咋神(おおやまくいのかみ)を主祭神とし、相殿に国常立神(くにのとこたちのかみ)、伊弉冉神(いざなみのかみ)、足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと)をお祀りされています。

 

 大山咋神の名前の「くい(くひ)」は杭のことで、大山に杭を打つ神、すなわち大きな山の所有者の神を意味し、山の地主神であり、また、農耕(治水)を司る神とされています。

 

 絵馬には、巫女の舞姿をした猿が描かれています。

 

 日枝神社の猿は、「神の使い」「山の守り神」とされています。

 

 また、山王絵馬とは、ご祭神の大山咋神の別名が「山王(さんのう)」であることから付けられたものと推測します。