　気持ちが沈むと、体がだるくなったり思った通りに動かなくなります。
病は気からと言いますが、的を得た言葉だと思います。
それに、気持ちが浮かないと歩き方や姿勢まで悪くなります。

　その昔、私は精神的につらい時期がありました。
鬱々とした日々、全てが灰色に霞んでいました。
そんな時に勧められたのが、気功でした。

　気功は呼吸を整えることで、体調を整えるものです。
軽く準備体操をして、嫌なものを体から出すイメージで息を吐きます。
手のひらを広げて前に出し、手のひらから”気”を取り込むようにイメージして腹式呼吸で息を大きく吸いへその下の丹田に貯めます。

　そして、丹田に貯めた”気”を足の裏から出すように息を出します。
自分の患部が分かるならば、その患部に”気”を回すようにします。
そうすることで、心が落ち着き元気が出てきます。

　世の中を生きていくには、色々なことが起きます。
心穏やかに、楽しく生きていきたいもの。
気持ちが滅入ってしまう時や、嫌なことが起きている時は、気功をすることで体調を良い方に回復させることをお勧めします。

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病まないために