　あけましておめでとうございます。
皆様には、良いことが沢山起きることを祈念します。
そして、今年もよろしくお願いします。

　十寿の純金アイテムは、設計から製造販売まで自前でやっています。
その設計の段階では、3DモデリングソフトのRhinoceros（ライノセラス）を使っています。
それを使う以前は、外注していました。

　外注している会社が潰れたり、外注費が高いこと。
3Dモデリングソフトに興味があったこと。
そんなことが理由で、自分で買って使うことにしました。

　Rhinoceros（ライノセラス）を買ったはいいけれど・・・・。
1年目は、どうすればいいのか皆目見当がつきませんでした。
しかも、マニュアルになるような本はあるにはあるのですが、少ないうえに書いてある内容がちんぷんかんぷんで理解出来ませんでした。

　2年目は、何とか線を引いたり立体を作図できるようになった。
しかし、エラーメッセージのオンパレード！(笑)
実際に3Dプリントが出来なくて、3Dプリントメーカーさんに何度メールをして質問したことか・・・。

　3Dプリントメーカーさんには、大変お世話をかけました。(汗)
結局、3Dプリントが出来ない原因は、厚みを設定していないという単純ミス。
それから、画面では繋がっているように見えて、アイテムを拡大してみると面が0.1㎜以下で繋がっていなかったというミス。

　そして3年目、思いもかけず色々なデザインが作図できるようになりました。
もちろん、エラーは起きますが今までの経験で原因の目星がつくようになりました。
コマンドも少しずつですが、今までよりは色々なものを使えるようになってきました。

　石の上にも三年と言われますが、そうだなと思う今日この頃です。
色々なデザインを頭に描いたものを、目の前で作図できるのは楽しいものです。
これからもっと沢山、皆様に喜んでもらえるものを描き、どんどん純金とセラミックで創り出していきます。

十寿ホームページ

石の上にも３年