労働者が働く時間は、会社にとってみればコストです。
「経営者の目線に立って仕事をする習慣が身についていれば、
このことに気づく事が出来るはず。
管理部門にありがちですが、
綺麗な資料を作る、細かい資料を作る、
それが仕事だと勘違いしている人が多いように思います。
2時間かけて作成した資料、
例えば3,500円/Hだとすれば、7,000円のコストが発生しているわけです。
会社として、7,000円支払っても必要な資料かどうか、
重要性(費用対効果)の観点から求められているレベルを正確に見極める事が必要だと思います。
管理部門は特にPDACのサイクルを回すQCの文化が希薄ですから、
作業=仕事と思っている人が多いのが実情です。
仕事=改善。
どうしたら作業時間が短縮されるか、
どう工夫したら効率的かを常に考え、アイデアを試し、
結果を確認して、また修正を加える。
P(Plan)、D(Do)、C(Check)、A(Act)のサイクルは、
どの部門においても求められるものなのです。