こちらのブログをお読みくださり
ありがとうございます
西冬至です
ひまわりさんのアルファソートを聴き
松田悠玄さんの独りひっそりビジネスを
学んんでいます
こちらの記事が少しでも
お役に立てれば幸いです
人に自由意志は存在しない?
自由意志とは何にも制約を受けず
自分の行動をコントロールできる能力のことです
普段の私たちは自分の意志で
行動を選択していると直感的に思っています
ところが自由意志は存在しないという説があり
科学や哲学の世界で長年議論されています
1983年にアメリカの心理学者
ベンジャミン・リベットが
自由意志の有無についての実験を行いました
被験者に手の筋肉と脳内の活動を
計測するセンサーを装着します
そして被験者にタイマーを見ながら
手首を動かしてもらいます
「手首を動かす」という意志を
どんなタイミングで持ったか
被験者に憶えておいてもらい
実際に手首が動いた瞬間と
脳内の活動を観測します
その結果は
被験者が「手首を動かす」という
意志を持つより先に
脳が手に命令を出しているというものでした
他の科学者によって行われた追加検証でも
同様の結果が得られました
2008年にはMRIを使った実験も報告されています
MRIで脳をスキャンされている被験者が
二つあるボタンのどちらかを押すというものです
その実験では脳の反応を見ることで
被験者の意思決定よりも早く
どちらのボタンを押すか
正確に予測できたそうです
人は自分の意思で行動しているつもりでも
実はそうではなかったということです
例えば野球でのバッティングには
球種を目で見てからバットを振るという
判断をする余裕はありません
ゲームの流れから無意識に球種を予測し
脳が手足の筋肉に指示を出しているのです
バッターは自分の意思で打っていると感じていても
それは脳の瞬間的な反応によるものなのです
時差があまり無いので気付かないのですが
脳の神経細胞の活動が行動の起点で
意志は後付けの思い込みだったということです
意志ではなく脳に働きかける
確かに自由意志で自分に関する全てを
コントロールできているかといえば
そうではありません
誰もが常に外的な何かに影響を受けています
特に今まで接してきた環境や情報です
生活環境、人間関係、教育、宣伝広告
インターネットにあふれる情報など
選択や行動の主導権が
実は意志ではなく
脳そのものにあるのだとしたら
自分を変えたい場合
脳へ働きかけを
優先した方がよさそうです
意志や意識には曖昧なところもありますが
頭の中に脳は確実に存在し
自分自身で影響を与えることはできます
PCのようにデータを消去したり
OSをインストールし直すように
簡単ではなく時間もかかりますが
脳の癖を変えることは可能です
それには脳にインプットする情報を
少しづつでも変えていくことです
急激に変えると反動が起きるでしょうから
毎日少しづつ自分にプラスとなる
情報を入れていくのです
そして同時に無駄な情報は排除していくことです
インターネットでニュースやSNSを見ても疲れるだけです
できれば生活環境や人間関係も変えていければ
以前とは違った刺激を脳に与えることができます
尊敬できる人、信用できる人、価値観を共有できる人
そして本物の成功者の情報に触れることです
これまでの自分の選択や行動がうまくいかないから
私たちは自己啓発やスピリチュアルに
興味を持つようになったはずです
自由意志(という思い込み)での行動に
思うような結果でなかったのであれば
別なアプローチを試すべきです
最後までお読みくださり
ありがとうございました
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