両者、グローブを合わせ試合スタート
相手の様子を見る両者
距離の探り合いです
最初に動いたのは、前田選手
ローキックからでした
それに対し一刀は左フックでリターン
この時に『キツいローキックだあまりローキックを当てさせているとダメだなぁ
』と思い
空振りをさせようと思いました
その後も前田選手はローキックを中心に責めてきました
一刀はそれを空振りさせるか、キャッチしてリターンのどちらかで対応しました
一刀はというと、前田選手のローキックに対応しながら、ジャブ
で相手を中に入らせずに
ローキックを中心に責めていきました
特にインローが良く当たり
、1Rが終わる頃には前田選手の内腿が赤くなっていました
2Rに入ると、前田選手の圧力が増してきた
前田選手はピンチに強かったり
、粘りがあり、根性勝負には
ぴか一の実力を発揮する
選手だという事はわかっていたので絶対に相手の土俵で戦わないぞ
という事を試合前に、心に決めていた
なので常に用心しながら戦っていたので前田選手の圧力が増してきた時は緊張が増しました
そういう事も想定して練習してきたので、どんどん前田選手が入りにくい様に試合運びをしました
2Rに入ってもローキックは当てれていたので、それに付け加えボディも打っていきました
そんな感じで前田選手の圧力をさばきながらの我慢の試合が続きました
3Rに遂に試合が動きました
中々、一刀をとらえられない前田選手がイライラしだしてきた
そんな時に前田選手がミドルを出してきた そのミドルをキャッチし
一刀渾身の右ストレートっ
『ダーウンっ
』
効いている効いている
『そのまま立って来るなー
』と心の中で叫びながら
ニュートラルコーナーと間違えセコンド陣のいる赤コーナーで状況を見ていました
が、さすがっ前田選手そう簡単には勝たしてはくれません
試合再開
まだ効いていたので、プレッシャーをかけて攻めにいったがガードが堅い
仕留めきれないっ
そうしている内に前田選手も回復してきて
、反撃に転じてくる
さっさすが
そんな時、前田選手がローキックを蹴ってきた時に当たり所が悪かったのか
右足を痛めた素振りを見せた
一刀はチャンスだと思い攻撃をまとめにいった
が、崩しきれない
4Rも一刀ペースが続き、いよいよ最終ラウンドっ
前田選手は、もう後がないので必死に圧力をかけてきた
一刀は最後まで付き合わずに、距離を保ったまま対抗した
緊張感溢れる最終ラウンドっ
試合を動かしたのは 
一刀 だった
前田選手のローキックに一刀の左フックがカウンターで炸裂っ
2度目のダウンを奪いほぼ勝利を確定させた
が、そこからの前田選手の猛追撃もすごかった
ヒヤヒヤもんでした
なんとかしのぎきり
判定
一刀（日進会館） 3-0 前田 尚紀（藤原スポーツジム）
での勝利を納めることができました～
その後マイクパフォーマンスをさせていただきましたー
まず携わってくださった方々に感謝の意を伝え
、
その後、調子にのって『タイトルマッチをしたいので館長お願い致します
』と言っちゃいました
言ったからには、出来るまでやったるぞぉー
応援してくださっている、全ての方々本当にありがとうございました
次の日前田選手が引退されました
前田尚紀選手ありがとうございました
僕はもうちょっと現役キックの世界で頑張りますので、
前田さんも自分の道で頑張ってください
押忍ありがとうございました