幻想郷は今冬である。珍しくはない、幻想郷でも四季はあるのだから。
博麗神社では、雪が積もり氷の妖精達がはしゃいで遊んでいた。そこに巫女の姿はない。
神社の麩(ふすま)は固く閉ざされ冷たい風を一切入れないようにしてあった。この状況から予想されるのは、暖かいこたつに入り温かいお茶を飲みぐーたらしている巫女の姿。
雪かきをする気配は一切ない。春になれば自然と溶ける、そんなことを考えているのだろう。
「れーいむ。遊びに来てやったぜ!」
白黒の魔法使い、霧雨魔理沙が神社へと訪れた。
外から呼びかけるが巫女が出てくる気配はしない。「また寝てんのかあのぐーたら巫女は…」と魔理沙は呟き頭をかく。このくらいの声では博麗の巫女は起きない、それは魔理沙にわかっていることである。
このまま、入ってしまうか?いや、やめとこう。きっと麩を開けた瞬間『夢想封印』が飛んでくる。そんな事を考える魔理沙。
「魔理沙、何やってるの?」
頭を抱える魔理沙に話しかけたのは氷の妖精チルノ。大妖精と雪で遊んでいるときに魔理沙が目に入ったのだろう。中々、神社に入らない魔理沙を不思議に思ったのか疑問の顔を浮かべる。
「あーいや、お前らは遊んでろ。私は大丈夫だぜ」
「ふーん。そっか!じゃあね魔理沙!」
あえて何も言わない魔理沙。それもそのはず、チルノに話したところで解決する問題ではないのだ。むしろ問題しか起こさない。そんな事は目に見えてる。
「おー、魔理沙じゃないか。どうしたんだ?」
一難去ってまた一難。次は伊吹萃香が現れた。だが、こいつは使えるかもしれない!魔理沙は不敵な笑みを浮かべる。
「萃香、ちょっと霊夢起こしてきてくれないか?」
「霊夢?わかったよ」
そう言って走る萃香。麩に手をかけて一気に開ける。
「霊夢!魔理沙g『夢想封印』ぶふぉあ!!」
案の定、魔理沙の予想通りになった。萃香はそのまま吹き飛ばされ消えた。多分、死んだな。まあ、残機あるから大丈夫だろと軽く流した魔理沙。
「さて、どうするか…」
麩を開けて夢想封印をくらうか他の方法を考える。
▶夢想封印 他の方法
夢想封印 ▶他の方法
夢想封印 《他の方法》
他の方法に決まった。だがしかしどうすればいいのだろうか。頭をフル回転させ考えるが何も思い浮かばない。
「あら、魔理沙じゃない。…って無視」
今の魔理沙には何も聞こえてない様子だ。アリスは魔理沙をほっといて麩に手を掛ける。
「お、おい!アリスやめ!」
「え?」
アリスに気づいた魔理沙は叫んだものの、遅かった。次の瞬間、アリスと魔理沙は眩しい光に包まれ吹き飛ばされた。
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咲「また、霊夢は寝てるのかしら…。全く」
チャリーン(お賽銭を入れる音)
霊「お賽銭!!!!…あら咲夜じゃない。お茶でも飲む?」
咲「そうさせてもらうわ(ニコッ」
結果:博麗の巫女を冬に起こすにはお賽銭を入れればいい
※この話は東方projectの二次創作でありフィクションです。
