私の愛犬は5日前に老衰で亡くなりました。

亡くなる前に知っておきたかったこと

また、調べていてすでに知っていて

良かったなと感じたこと

亡くなってからも知れて良かったことを書いて行きます。

今これを読んでくれているあなたに

少しでも役に立てばなと思います。





まず老化が進むと、トイレの場所を度々間違えるようになります

それはボケてしまったか、または歳をとって

膀胱とかお尻の筋肉が締まりきってないからです

老犬はしつけしても無駄なので

怒ったりせずにオムツに変えてあげて下さい。


オムツに変えるとどんどん歩かないようになります

嫌がってもお散歩に連れて行ってください

外の空気を吸ったり

多少歩くだけでもリハビリになります


夜泣きが始まります、正直言って死期が近いです

半年続く子もいるらしいですが

私の愛犬は1週間ほどで亡くなりました。


泣く理由は

・昼間寝過ぎて、夜行性に戻る

・寝床が汚れていたり、寒いだったり、状態が悪い
(老犬は体温管理が苦手になるということもあって、ヒーターや暖房を付けたままにするのもおすすめです)

・自力で起き上がれない

・ご飯が食べたい(老化が進むと食欲が増える子もいるので、あげてください)

・水が飲みたい(自分で行くのは遠い)

・目が見えにくく、嗅覚も衰えて不安


全て改善すると泣き止みます

不安に関しては声をかけたりポンポンしてあげたりしてください


老犬になると正直獣臭がすごいです。

でも夜は一緒に寝てあげる

または目の届く範囲に

飼い主さんがいてあげるといいとおもいます。


最終日

水と食べ物に一口も手をつけませんでした


その日私の愛犬は中々出ない排便にずっと力を入れてから

脱力、を繰り返しているだけでした


ヨロヨロして呼吸も荒れていました


でも時間が経つとまだまだ吠えるし

呼吸も治って、元気だと思っていたのですが


朝型に愛犬の寝床で亡くなっていました。


犬の鳴き声は相当なストレスになります

もの凄い騒音です

ネットでは無視したり、耳栓をするように

促している記事を見ますが


私は最終日、それを間に受けて耳栓をして寝ていました
(当時一緒に寝るという発想は無かったです)


いつも通り愛犬が吠えてるけど

いつもより回数が少ないなと

放置していました。

排便頑張りすぎてバテてたからなと。



耳栓をしていなければ、鳴き声を無視しなければ

死期に間に合ったかも知れません。


そして、申し訳なさと後悔でやりきれなかったときに

記事を見つけて安心しました。


まず老化が進んでボケ始めるのは

死への恐怖を薄めるため

死へ向かうときはどんどん意識が朦朧とすると共に

脳内麻薬が出るので

1番幸せだった時の記憶が沢山出てくること

だから、一人で亡くなっても

沢山の思い出と一緒に逝けたということ。




葬儀が終わって沢山泣きました。

家に帰っても静かで、朝起きても静かで


でも脳内にインプットされてるのか

少し愛犬の足音が聞こえたりして。。。




葬儀屋さんいわく

49日っていうのは犬にもあるらしく

特に犬は元々幽霊が見えるので
(どこ見て何に吠えてるんだろうと思ったことはないですか?)

死後の世界と現実世界の区別が曖昧で

亡くなってからもしばらく家にいるとのことでした。




先日甥っ子が家に遊びに来た時のことなんですが

ふすまを開けたときに

「ワンワン中入っちゃったよ〜」と言ったそうです

いつもなら敷居があって愛犬は侵入できないエリアなのですが...



その話を聞いてとても嬉しいのと

やっぱりなと思いました。




というように、様々なことが起きて

沢山泣きましたが

思ったことは

死=別れではありますが

無くなるものではありません。


生前に撮った動画や写真、思い出は

ずっと私の中にあり

いつでも思い出せるということ


そう捉えることで、私は悲しみと向き合うことが

できました。


どうかこれを読んでいるあなたが

少しでも楽になれますように。



最後まで読んでくださりありがとうございました。