https://www.yomiuri.co.jp/medical/20240721-OYT1T50104/



厚生労働省は、米製薬大手イーライリリーのアルツハイマー病治療薬「ドナネマブ」について、8月1日に専門家部会で、製造販売の承認の可否を審議することを決めた。了承されれば、9月にも承認される可能性がある。



ドナネマブは、患者の脳内に蓄積する異常なたんぱく質「アミロイド βベータ 」の塊を取り除き、病気の進行の抑制を図る点滴薬。対象は、アルツハイマー病の早期患者で、認知症の前段階となる軽度認知障害(MCI)の人も含まれる。日本の製薬会社エーザイなどが開発し、国内では昨年12月から使用されている「レカネマブ」と同じタイプの薬だ。



イーライリリーによると、約1700人が参加した臨床試験では開始1年半で、ドナネマブを投与したグループは偽薬を投与したグループに比べ、認知機能や日常生活を送る能力の低下が22%抑えられた。より早期段階のグループでは、35%抑えられた。


 同社は昨年9月、厚労省に承認申請していた。米食品医薬品局(FDA)は、今年7月2日に承認している。



アミロイドβを除去しようがアルツハイマーの進行度は変わらないという論文が今年既に発表されててレカネマブがただ脳内出血を起こすだけの劇薬だというのは周知の事実です。