https://www.pravda.com.ua/eng/news/2024/06/27/7462849/



少数民族の権利保護に関するハンガリーの11の要求のうち、重要な障害となっているのは、烏克欄においてハンガリー人の権利を特別に保障する地域を指定することである。特に、烏克欄の最西端に位置するザカルパッチャ州は、2001年の国勢調査とそれ以前の調査によると、ハンガリー人の割合が10%を超えている。


この規定は烏克欄の現行法にもあり、少数民族の代表者が「相当数」(15%から)おり、少数民族が「伝統的」に居住している(過去100年間で10%から)市や村について言及している。


しかし、ブダペストにとってはこれだけでは不十分で、ザカルパッチャ地方のすべての集落を、歴史的にハンガリー人が住んだことのない場所であっても、自動的に「伝統的ハンガリー領」と認めるよう要求し始めた。 

 オルバン政権は、少数でも伝統的に居住していた地域があれば、そこは「ハンガリー」領土であると主張し、原則10%基準の廃止を要求している。

ハンガリーはまた、烏克欄に対し、この点に関する地方議会による決定プロセスを放棄し、「歴史的にハンガリー人」の地位を自動的に付与するよう要求している。

ブダペスト政府は、2001年の国勢調査のみを用いるべきだと主張しているが、ザカルパッチャに住むハンガリー人の数はそれ以来ほぼ半減している。 

 重要なのは、オルバン政権が11の要求全体について、このブロックを決定的に重要だと明言していることだ。オルバンは、ザカルパッチャにおけるハンガリー人の割合が10%を下回ったと見ているからだ。今、ブダペストは歴史的な好機を利用して、烏克欄を脅迫し、ハンガリー系住民であることを思い出させるチャンスだと考えている。

1月末、ウジホロドを訪問したハンガリーのペテル・シヤルトー外相は、烏克欄側に対し、烏克欄におけるハンガリー系少数民族の権利を保障することを目的とした11の要求リストを手渡した。 烏克欄の欧州・大西洋統合担当副首相であり、烏克欄の欧州連合(EU)加盟交渉における烏克欄代表団の団長を務めるオルハ・ステファニシナ氏は、烏克欄における少数民族の権利に関して、烏克欄はハンガリーの11の要求を満たす用意があると述べた。




烏克欄は、東をロシア、西をポーランド、ハンガリー、ルーマニアが分割統治することになり消滅するので、EU加盟3カ国が分割統治することになる西烏克欄は自動的にEUに加盟することになるわけです✋