https://www.dailymail.co.uk/news/article-13460429/Trans-runner-wins-400m-race-second-ahead-rivals-booed-podium.html#amp_tf=%251%24s%20%E3%82%88%E3%82%8A&aoh=17167661767170&referrer=https%3A%2F%2Fwww.google.com&share=https%3A%2F%2Fwww.dailymail.co.uk%2Fnews%2Farticle-13460429%2FTrans-runner-wins-400m-race-second-ahead-rivals-booed-podium.html




土曜日に行われたワシントン州選手権の400メートル走で、トランスジェンダーの高校生に負けた女性ランナーたちが、両手を後ろに回して無言で立っていた。 

 ワシントン州スポケーンのイースト・バレー学区に住む16歳のトランスジェンダーの高校生ランナー、ベロニカ・ガルシアは、55.75というタイムでゴールした。 
 ワシントン州タコマで開催されたWIAA州選手権大会では、参加者がフィニッシュラインを通過するときに歓声が上がったが、11年生のガルシアが表彰台に上がったとき、ブーイングと野次がはっきりと聞こえた。 

 ガルシアの仲間たちは他の女子フィニッシャーに拍手を送っていたが、このトランス・ランナーが1位でメダルを受け取ると、16歳から18歳までの他の女子選手たちは、その結果に抗議してじっと立っていた。

レースで2位になったウエスト・バレー学区のローレン・マシューは、ガルシアに追いつく力はなく、56.75というタイムで彼女に1秒遅れをとった。

  しかし、もし男性として生まれたガルシアが同等の男子レースに出場していたら、彼女は16位にもなれなかっただろう。最も遅い男子のゴールタイムは53.12秒で、ガルシアのタイムとは2.5秒以上の差があった。





司会者がマシューの名前をアナウンスすると、スタジアムに集まった女子選手たちは、彼女の堂々の2位入賞に拍手と歓声を送った。 

 しかし、ガルシアに1位が与えられると、スタジアムには事実上の静寂が訪れた。 

 彼女の仲間のランナーたちは、両手を後ろに回し、完全に沈黙して表彰台に立っていた。

ヴェロニカの名前を呼ぶ声が聞こえ、彼女が親指を立てた。 

 ガルシアは、男子チームで戦っていた頃よりもはるかに良いパフォーマンスを見せているようだ。

 先月行なわれたワシントン州2A選手権では、クロスカントリーに続いて152人の女子の中で13位に入賞した。 

 しかし昨年、ガルシアは秋に開催された地域選手権の男子5000mで172人中164位にとどまった。 

 ワシントン州の公立学校では、体育や陸上競技に参加するすべての生徒が、医学的な移行の証拠を提出することなく、自分の性自認に対応するカテゴリーに参加できることを認めている。

土曜日の夕方、ガルシアの優勝を受けて、元NCAA水泳選手で、トランス・アスリートの女子スポーツへの出場許可に反対する運動をしているライリー・ゲインズは、ソーシャルメディアにレースのビデオを投稿した。 

「 見てくれるかしら...決して起こらないことがまた起こったわ。

ベロニカ・ガルシア(ドノヴァン・ブラウン)がワシントン州選手権女子400mで完全制覇したところだよ。」

 ゲインズが反トランス活動家となったのは、2022年の水泳大会でトランスジェンダーのスイマー、リア・トーマスと5位タイになったことがきっかけだった。しかし、トーマスはゲインズよりトロフィーを手渡された。 

 ケンタッキー州の水泳選手は、木曜日にNCAAを提訴した12人の大学選手と手を組み、トーマスを大会に出場させたことがタイトルIXの権利を侵害したとしている。