ついさっき窓を開けて外の景色を見たら、昨日降った雪が溶けてました。早すぎる。

今日は唐揚げを作りました。3日は持つ量。笑


今日は、読者さんからいただいた話題について書きたいと思います。これからの東北大受験者(主に理系)に向けて、アドバイス。東北大の受験を解いたことのない人は読んでも退屈かもしれませんが、最後までお付き合いください。笑

化学
東北大の問題は大問1が理論化学。大問2が無機化学と理論化学の融合。大問3が有機の構造決定になってます。東北大の2次で1番点が取りやすい教科。

僕が高3でよく使っていた教材は学校で配られた教科書と重要問題集だけです。高3の夏までは、重要問題集の理論化学の部分を何周もして問題の解法を頭に叩き込み、高3の秋からは教科書に書いてある無機化学と有機化学を理解し、丸暗記。インプットだけでは不安なので、適当に旧帝大の問題を解いてアウトプット。(受験勉強はインプットよりアウトプット方が大事。その方が知識はより確実に定着します)

特別なことはしてないけれど、上記の勉強法だけで、11月の時点では東北大の化学は6割〜7割くらい安定して取れるようになってました。冬からはセンターの問題で自分の知識量を確認しつつ、東北大の過去問を初めて、10年分くらい解いた頃には8割安定して取れるようになってました。安心して本試験に臨めましたよ。

これからの受験生に言いたいのは、何冊も教材に手を出さないことです。学校に配られる教科書はほとんどの人が軽視しがちですが、あんなにわかりやすくまとめられてあるノートは他にありません。自分でまとめるより、教科書見て理解した方が何倍も効率いいです。
僕はノートを取るのは時間の無駄だと思っていたので、化学は全くノート取ってないし、なにかを見返すこともほとんどなかったです。
あとは基本をしっかり身に付けること。東大の問題は教科書さえしっかり理解していれば解けると言いますよね?(これは言い過ぎな気がしますが笑)
基本的に、教科書に載ってることさえ身につければ、あとはそれを使うだけなんです。難しい教材に手を出して頭パンクさせるより、教科書何周もした方がいいですよ。それでできるようになりましたから。

物理
言いたいことはほとんど化学の方で言ってしまいました。勉強法も使っていた教材もほとんど化学と変わりません。基礎をしっかり身につけた後に、問題集1冊を何周もして解法を身につけ、適当に旧帝大の問題を解いてアウトプット…。
強いて他の教科と違うことを言うとすれば、物理の問題はほとんどなにかの現象を扱いますよね?それを感覚的に解けるようになってほしいし、式だけで解けるようにもなってほしいです。具体的には東北大の2019年度物理の大問2がいい例かな。僕は最初にその問題を感覚で解きました。『最初に動いてた物体が止まると言うことは、運動エネルギーはなにに変わったんだろう…?』みたいに考えるのが感覚的に解くということ。
対して、『最初の条件を式にするとこう…問題文で与えられた条件を書き出すとこう…じゃあこの式が表しているのが答えの部分だ』みたいに考えるのが式だけで解くということ。
この2つの解法を身につけるのは、普段てきとうに問題を解いてるだけじゃ無理です。普段から、一つ一つの問題に対して、なにを聞いているのかとか、どうしてこんな式になるのかを深く考えないといけません。どんなに簡単な問題でも、そうやってしっかり考えれば、難解な問題よりも得られる知識はたくさんあります。そして2つの解法を身につけることで、物理は楽しくなるし、見直しも、最初とは違う方向から確認することができます。
でも、結局ほんとうに言いたいことは化学と同じです。土台をしっかり見につけてください。

数学
前にも言いましたが、僕は数3が大嫌いでした。だから学校の授業は別のことしてたし、たいしてなにもやってないので最後まで解けるようになりませんでした。それでも数学にわりと自信があったのは、東北大の数学は、数3が多くても6問中2問くらいしかでないからです。なので数学のチャートは1A2Bだけは二周を秋までに終わらせて、冬からはセンター演習と過去問をやりました。本番は2完3半はしてると思います。
でもこの勉強法は人には絶対に勧めません。東北大の数1A2Bの問題は感覚が大事になってくることの方が多いので、どれだけ努力しても、試験では閃かなかったりすることがあります。しかし数3は努力科目です。やればやるほどできるようになるし、努力すれば安定してできるようになります。(と、先生が言ってました笑笑)
数学は他の教科に比べて努力が必要だし、くじけそうになるかもしれません。でも数学ができない人はマジできついです。今苦手だと思ってる人は、東北大で頻出の確率と微積分から初めてみてはいかがでしょうか。


英語
英語だけはなにもアドバイスできません。だって苦手なんだもん。笑
苦手な人向けに僕なりの試験の解き方を伝授するとすれば、東北大の英語は長文を全部読まなくたってなんとかなります。下線部に引いてある英語さえ和訳できればいい問題はたくさん出るし、記号問題も大体前後見ればわかります。英語が苦手な人は過去問をしっかり研究すること。解き方が確立できれば焦らずに読めるようになり、ある程度は点が取れるようになります。(英語が半分くらい取れれば理系はもう十分、他で取れる自信があればカバーできます!笑)

僕が先生から聞いた話では、教科書の英文を暗記することがなりよりも近道だそうです。結局基礎ってことですね、大事なのは。



読みにくくて長かったかもしれません。すみません。でもなにか得ることがあれば、僕は嬉しいです。
最後に言いたいことは、諦めるな!ということ。日頃の勉強や試験中にもうダメだと思っても、決してペンを止めないでください。なにかを書き続ければ、身につくことは知識以外にもたくさんあります。落ちたっていいんです、努力することが大切だし、一つのことにあれだけ努力することなんてもうこの先の人生でそう多くはありません。だからたのしんでください。これを見てくれた東北大受験生のみなさんが受かることを、心から願っています。ファイト!(^ ^)

今日はこれにて失礼します



明日から4月!明後日には東北大生っぽいことが書けるようになるので、お楽しみに笑

ではまた明日、おやすみなさい(^^)