何か論理的な、あるいは説得力のあることが成功につながるとは限らない?

 

がんの薬は値段が高すぎ、効果は小さすぎる?

 

統計は判断の代わりにはならない?

 

なぜかと言えば物事は

それがもたらすおカネこそがその値打ち?

 

完治とはあるきまった一連の治療をした結果、健康状態がもとに戻ること?

その病気がなかったのと同じ状態?

 

ある人にそれを理解させるのは難しい

その人がそれを理解しないことによって給料を得ているならば?

 

あなたの富のあるところにあなたの富もあるのだ?

 

医師は医療製品を販売する営利企業から個人的支払いを受けてはいけない?

問題に対する解決は、この破綻した動機づけの行動を立て直すこと?

 

癌治療開発にかかる利潤の大きさは薬の効果と一致しない?

 

セカンドオピニオンのタイミングは、治療を始める前か、大きな治療変更のタイミング、たとえば、がんが侵攻したタイミング?

他の選択肢よりも、なぜ、その治療をすすめるのかを聞く?

 

医師に質問するのは

①治療が自分の価値観と目的にかなっているか?(最初に厳しい質問をする?)

②何もしなければどうなるか?(治療をした場合としなかった場合の違い?)

③何もしない人を見たことがあるか?

④治療の目的が完治なのか緩和なのか

⑤目的は完全になくすことなのか、成長を遅らせるだけなのか?

⑥他にどんな方法があるのか?なぜ、その方法を選択しなかったのか?

⑦現代の治療ができる前はどんな治療があったのか?

⑧がん治療医が100人いたらどんな意見があると思うか?

要は

医師がどう考えてその治療を選んだかを理解しようとすること?

医師が自分の提案した治療が最善と考えるのはなぜか?

それを裏付ける研究はどういったものか?

 

副作用は医師に伝え、和らげる方法はないかを聞く?

 

例外的劇的な逸話は役にたたない?

(最悪に備えつつ最善を目指す?)

 

生物学的説明ではなく大切なのはエビデンス?

 

補完医療は自分が一番だと思うことをするのが合理的?

好きなものを食べる?厳しい食事制限には懐疑的?

 

再発をどのように監視するのか?再発の可能性はどれくらいあるのか?

治療後はこれが大事?

 

治療による長期的な健康リスクについて尋ねるべき?

(いま飲んでいる薬の必要性をはっきりさせる?)

 

 

『健全な対がん政策を邪魔しているのは、少人数でも声が大きい集団が、無関心な大多数を支配すること?

根源的な問題の前提は、

システムが少数の声の大きい人たちに、巨大な利潤を生むように発達してきたということ?

これを、

すべては患者のため、公益のため、社会のためになるように再構築しなければならない?』

(これは「ドラゴン桜」の桜木の言葉と重なる)

 

 

これ、

薬をやめさせるのは本当に難しい!!!

当然、

医師は自分の判断を優先するから。

 

「本人が希望するならだします!」

睡眠薬をヤメルことすら難しい。

(特にハルシオンの長期服用は副作用が大きいのに)

 

医師だけではナク病院の薬剤師もヒカナイ!!

(減薬することは本当に難しい)

 

 

しかし、

ここでも

根底にあるのはカネ、

ここでも

武田邦彦の言う「誠実革命」が必要ということ。

これは空理空論、お花畑的議論ということではなく、

すべての根幹にかかわること。

だが、

現実には

竹中平蔵が「誠実革命」など鼻で笑うだろうが、

そういう人間が

声の大きい人である以上、

この根本の矛盾は解消されない!

 

その意味では

竹中平蔵的人間の撲滅こそ

社会の再構築につながるのかもしれない。

それが誠実革命。

 

 

CF「悪いがん治療」 (ヴァナイヤク・プラサード)