村田新八を想うと、なぜか、セツナクナル。

その意味では、大河西郷どんの村田は、その演じ手はイイ味をだしていた。

村田という存在は、大西郷の哀歓をより深める。

留学、風琴、喜界島、あの出で立ち、

ある意味、桐野とは対極にある。

桐野とは異なる男の色気、これも、ある種のオトコの魅力。

この存在が、また、大西郷の浪漫を際立たせる。

大久保も惜しんだその才覚、能力、官僚としても通用したはず。

蔵さんチームの集いが、現官僚と政治家、

特に、現官僚にこそ、村田新八の様な意志、否、情緒こそ求められていないか?

実務能力もあったであろう村田、それが実子と共に散った、あの戦争で。

村田新八には、西郷と大久保、そして、桐野の要素すら感じてしまう。

村田新八には浪漫がある!!深い哀歓と哀愁がある。

 

蛇足、蔵さんの蔵は、一蔵ではなく太蔵