結構前の話ですが、近所の本屋さんに

「ベターッと開脚できるようになる方法」

という本と

「ベタッと開脚してはいけない」

という本が隣り合わせに売っていました

 

わざとなのでしょうか笑

だいぶ尖った陳列戦略ですね

 

さて、本屋さんを見てみると

「貯金は無意味だから投資しろ!」

「学歴なんか関係ない!」

「健康に良い食べ物はこれしかありません!」

と衝撃的な表紙が並んでいます

 

さすがに極端な例を出したので

もうお気づきかと思いますが

真実はもう少し違います

 

投資も大事ですが、いざという時に貯金がなければ

利回り大マイナス確定の借金という選択しかなくなります

 

学歴の関係ない仕事もありますが

学歴のおかげで信用されて

自身の理想の職に就く人もいます

 

健康に良い食べ物は存在せず

摂りすぎも摂らなすぎも毒です

 

おそらく本を書いている本人もわかっていると思います

一方で本に限らず他のメディアでもそうですが

注目を浴びたいのです

注目を浴びたいがために

極端になってしまったメッセージを

我々は鵜呑みにしてはいけません

 

極端な真実は机上にしか存在しません

存在するとしたら

1×2=2といった

数字の世界くらいでしょう

 

しかし1×2を現実世界に取り込むのであれば

みかんを1個食べたAさんと

みかんを2個食べたBさんがいた時

 

BさんはAさんの2倍みかんを食べたことになりますが

Bさんが2倍満足するとは限りません

Bさんが2倍カロリーを摂取できるとも限りません

 

体調や体格

その時お腹が空いていたのか

最適解はヒトの数だけあります

 

ここまで来ればもうお分かりですね

「糖質制限」

「お米食べろ」

が隣り合う理由

 

正解は

「人によって違う」

です

 

だからこそ自身の身体を知ること

医療や健康について知ることが

最適解を見つける遠回りに見える最短ルートなのです

 

これは時間がかかることなので

学ぶ環境を探すのが良いでしょう

答えだけをもらおうとすると失敗します

 

真実に近づく理由は最適解を知るため

最適解を選択して幸せな選択をするため