前回に引き続き牛乳の話

前回を読んでも読まなくても良いですが

 

要するに

「8割の日本人に牛乳は向いていない」

という話をしました

 

その理由として

日本人は先祖代々

牛乳を飲んできた民族ではないから

と説明しました

 

そうなると生まれる疑問は

なぜ日本人は牛乳を飲むようになったか

というところになります

 

特に学校給食では

牛乳を飲みます

 

その消費量が減ったことで

年末年始牛乳飲んでくれ騒動が

勃発したわけですね

 

結論

文化として根付いたのは戦後です

 

その前から給食に牛乳(脱脂粉乳)や乳製品はありましたが

一般的に広く飲まれるようになったのは

戦後GHQの介入があってからとなります

 

終戦直後の日本は貧しく

栄養が足りていませんでした

 

そこでアメリカは日本に

パンと牛乳を与えて

摂取カロリーを増やさせようとしました

当時はカロリーの栄養学でした

ざっくり言うとカロリーを多く摂ることで

健康になるといった考え方です

 

貧しかった当時を考えると

悪くない考え方だったかもしれません

 

ここまでが表向きの話

 

さて、要するに日本に牛乳が根付いたのは

敗戦したタイミングです

 

日本が敗戦した時の

アメリカ大統領トルーマン氏が

何をしようとしていたかご存知でしょうか

(Wikipediaより引用)

 

有名なものは3S政策

「3S」という言葉自体が

公式に言われていたことかどうかは

諸説あり

 

これは日本の民衆を

・スポーツ(プロスポーツ観戦、特にプロ野球)

・スクリーン(テレビや映画)

・性(性風俗解放)

に目を向けさせ

 

政治から目を逸らさせて

暴動などを防ぐ

 

1980年代から本格的に導入されて

・プロ野球が始まり

・カラーテレビが普及し

・夜間通行禁止が解かれました

 

アメリカ目線で言えば当たり前ですね

せっかく勝利して制圧した日本が

復讐してきたらたまったもんじゃないです

 

日本はそれほど恐れられていました

 

与えられたパンや牛乳に何かしらの陰謀があっても

おかしくないと考える人もちらほらいます

 

しかしパンや牛乳の健康被害が

一般的に広まる前の話なので

 

その辺りの陰謀があったかどうかは

私には判別がつきません

 

事実だけをいうのであれば

アメリカ目線で小麦や牛乳の

お得意先ができたことですね

 

なぜ現代も学校給食は牛乳でなければ

ならないのでしょうか

 

カルシウムは牛乳からしか摂れないのでしょうか

 

離乳しているのであれば小学生でも

乳糖不耐になっていてもおかしくありません

 

「牛乳は健康に良い!みんな飲むべき!」

という偏った意見には

私は賛同できません