【神秘に近付く危険】. | 【戯言/その美学と自惚れ】

【戯言/その美学と自惚れ】

揺れる己の先と。
消せぬ己の後に。
先を見て後を懐かしむ無駄を知り。
それを踏み潰し生きる未来に私は存在しない。

無意味の程度の計りを贅沢に使う可能こそに私自身の価値が存在する。



──────TOUGH-GUY











【神秘に近付く危険】.







30年以上も前。
ある映画俳優の死は。
少年の頃の未知から無知の殆どを費やした。
やるべき時にやるべき事を行う事は無く。
昭和のステキな先輩達を追っていた日々。
ステキ過ぎる対象に心踊るガキの価値観。
アイドルには基本興味はなかった。
秋ひとみさんだけは好きだった。
いや
みずいろの手紙はモロにオイラの好み完全をカバーした完璧なマブさ美しさだった。
それよりも
憧れの先輩達を追うのに懸命だった。
傷だらけの天使の修ちゃんのマネをして。
小学生の時からポマードをつけて横分け。
中学の学ランのズボンはバギーにてメンズ・ビギを気取った。
夏の制服は開襟シャツだった為これはラッキー。
VゾーンからBVDの丸首シャツを覗かせこれ又傷だらけの天使っていたのは学校でオイラだけ。
まあ
修ちゃんに憧れていたのはオイラくらいだったか。
喋り方もモロ。
修ちゃんや前略のサブちゃんだったからな。

そして昭和ロックの矢沢の永ちゃんも又。
あの´79武道館のオールバックをマネての高校生時代。
気分はザ・矢沢にて。

そんな事も全て遠過ぎる過去とし。
自身を楽しむ日々にて今。

楽しいよな。
日曜日のプレッシャーがなくなり。
その失恋的ネガティブも少し和らぎ。
まあそれも
先日の朝
完全さようなら的な別れではなかったからだろう。

オイラは
接して来た過去から。
そして現在持つ関係が。
一歩引いてみると何か家族の様で。
それは
ラーメン屋での環境さえも。
って感じ。
1番心の距離というか温度の差があるのは本業かもしれない。
いや・・・
それも確かかどうか。
1番時間を接しているワケだしね。

まあ
のんびり行く。

世には各分野に以前では考える事が出来なかった様なスーパースターが存在しているが。
オイラはあんまり興味がない。
オイラは
あしたのジョーの様な。
さみしきヒーローが好き。

ガキの頃から。
ひとり違う方向を見ていたからな。
そんな気がする。












酷い雨。
程々にしとおいてくれ。
狂い過ぎは良くないぜ。





TOUGHーGUY