次男を育児する中の

出来事などを紹介していきます。

皆様にお役に立てる事ができれば幸いです。

 
 

 

明日は卒園式

 

 次男は明日卒園式です。

 3年間、よく通いました。

 

 

 

 と言いたいところですが、

 この2年間はコロナ禍ということで、

 感染予防のためにかなり休みました。

 
 それ以外にも
 「幼稚園行きたくない」と
 言って、暴れ、
 妻が折れて休ませる時も
 多くありました。
 
 初めの頃は
 感染予防と幼稚園には伝え、
 休ませていました。
 
 ある時から真実が
 幼稚園に伝わっていないのは
 良く無いのではということで、
 「行きたくない」と
 言っていると伝える様にしました。
 

 

 僕の幼稚園時代

 

 僕の幼稚園時代を思い出します。
 
 僕も二回ほど幼稚園を行かないと言って
 親を困らせ、
 先生に迎えに来てもらったことがあります。
 親からはサボり癖があるように
 今でも思われている様です。
 
 ただ、当時は
 眠いとか疲れているとかを通り越して、
 どうにもならない、
 休ませてくれという想いでした。
 
 僕はサボり癖なのだろうか。。。

 また、次男もサボり癖なのか、
 それとも僕と同じように
 苦しいのかが、ずっと謎でした。
 

 

幼稚園に行ってみた

 

 今月に入り、

 妻と次男は約束をしました。

 次男からの提案です。

 1日行ったら次の日は行かない

 というルールです。

 

 ルールを決めると守る次男。

 1日おきに幼稚園に通っていました。

 #花粉症がひどくて休んだ日もありましたが。

 

 ただ、今週はダメでした。
 月曜日は休み、
 水曜日も朝からぐずっていました。
 
 妻は
 木曜日の修了式と金曜日の卒園式には
 出て欲しいと思っていました。
 ただ、次男はそれも行きたく無いと
 言い出しました。
 
 妻は困り果てていました。
 
 僕は在宅勤務で家にいたので、
 合間で次男に
 「休むなら一緒に先生に休むと言いにいこう」
 と言いました。
 
 自分でも何でそんなことを言い出したか
 良くわかりません。
 
 ただ、 
 
 幼稚園になぜ行きたがらないのか。
 
 ただのサボりなのか。
 幼稚園で何かあるのか。
 家庭に問題があるのか。
 それとも他に原因があるのか。
 
 小学校に上がる前に
 知りたかったのかもしれません。
 
 ともすれば、
 自分が幼稚園に行きたく無いと
 親を困らせたことの真相がわかるのではないか
 と期待していたのかもしれません。
 

先生の話

 

 僕の仕事の関係で、
 幼稚園に着いたのは
 降園の時間帯。
 
 先生が外にいたので、
 挨拶をすると先生は開口一番、
 「明日と明後日は来てくれるよね!」と。
 次男は嬉しそうに「うん」と。
 先生たちとの関係も悪くなさそうでした。
 
 その後、
 卒園記念の絵を次男だけ描いていない
 ということで描いて帰ることになったので、
 その間に
 先生と話をしました。
 
 先生の話をまとめると以下の通り。
  • 幼稚園では楽しそう
  • 友達とも仲良くやっている
  • クリスマス会の劇は誰よりも上手だった
  • コロナ禍だったので、人との密集は避けて遊んでいた。
  • 手は人一倍良く洗っていた。
  • 製作はやりたく無いと言ってやらないことが多かった
  • 手が汚れる製作は特に嫌がった。
  • 嫌だからやらないというのは小学生になったら困るだろう。
 
 僕からみると、
 ・やらなくてはいけないと
  思っていることを徹底している。
  クリスマス会やコロナ対策
 ・徹底するために、
  やりたく無いことがある。
  密集した遊びや手の汚れる製作
 という様に聞こえました。
 
 そのやりたく無いことを
 強要されるのが嫌だったのでしょう。
 当然だと思います。
 やらなければならないことを
 徹底するなと強要されているのですから、
 ストレスの塊です。
 
 つまりは、
 優先順位の付け方が他の子と
 違っているのでしょう。
 
 先生に言われたことを
 優先順位の上位にするか、
 自分で知っていることから
 考えて優先順位を決めるのかの
 違いでは無いかと。
 ちなみに次男はNHKの朝イチが大好きで大人顔負けの生活情報通です。
 
 

HSC

 

 夜になって妻からLINEで下記のサイトが送られてきました。

 先生の話を聞いて調べていたら見つけたそうです。

 

 
 23個のチェック項目があり、
 チェックが13個以上あると
 HSCの可能性が高いそうです。
 
 次男のことをチェックすると
 僕も妻も16個だということで
 認識が合いました。HSCです。
 ちなみに僕は子供の頃で12個から14個程度かな
 
 知っている方も多いかもしれませんが、
 High Sensitive Childと言って、
 「とても敏感な子供たち」
 と言われる特性の子供のことだそうです。
 5人に1人くらいの割合でいるらしいです。
 あくまで特性で障害とは別のものらしいです。
 
 4つの特徴があると言います。
  1. ていねいで深い情報処理を行う
  2. 過剰に刺激を受けやすい
  3. 感情の反応が強く、特に共感力が強い
  4. ささいな刺激にも反応する
 
 次男がHSCだとすると
 卒園式が近づき、
 先生や親などがソワソワしているのを
 過剰に感じ(共感し)、
 その刺激で疲れて
 幼稚園に行きたくなくなるのでしょう。
 
 

親の対応策

 

 HSCの子供は自己肯定感が低くなりがちだそうです。

 なので、
  • 安心感を与える声がけ
  • ありのままを認めてあげること
  • 親が肩の力を抜いて接してあげること
 などが重要だそうです。
 
 十分な休息を取らせることが重要な様で、
 学校なども無理に行かせると良く無い様です。
 
 逆に
 「良質の子育てを受けるなど、
  よい環境に置かれた場合には、
  ほかの子よりもプラスに作用します」
 と言っている学者もいます。

 

 

ようやく卒園式

 

 卒園式を前にして、
 次男のこと、そして、僕のことも少しわかった気がします。
 そういう性質な子供(人間)なんです。
 
 ワガママでもサボり癖でもなければ、
 社会不適合者でもなく、
 5人に1人はいる普通の子なのです。
 ともすれば、
 プラスなこともあるかもしれないのです。
 
 
 妻は、3年間毎朝、
 次男との戦いの日々でした。
 小学生になっても
 次男は学校に行きたがらない日があるでしょう。
 
 ただ、妻も僕も勉強し続けています。
 子供たちと一緒に成長し続けています。
 次男にとって、
 最良の選択を探し続けたいと思います。
 
 
 まずは、明日は卒園式。
 次男も妻も3年間よくがんばりました。
 
 
 子育てをあまり手伝わない夫でごめんなさい。
 
 
 
 
 
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