1974―1

#68(1/6)

果たして 解ってくれるだろうか  

抱く この気持ちは ついぞ時間の衝動のなかに めり込む

如何ともし難き 諸々の事物は 全て煩雑となるも

たった ひとつのことにのみ 因るものなり

単純化 単純化 

凡そ くそくらえだ!!

結局は 孤独なだけじゃないか

 

 

#69

手帳を買おう

疲れたノートには 疲れだけしか 想い起こさない

もう嫌だよー 同じ繰り返しなんて…

寂しさばかりが 獏の字だけが 眼に映るもの

新しい手帳には

冬山のことから 書き始めよう

真っ白な頁に残すのは

処女雪に跡する 自分の歩み

きっと眼に染むだろう

鹿島に始まり 鹿島で終わろう  僕の山行

 

 

#70(1/7)

結果論の虚言

アナタは余りにも 後ろを見ながら 歩き過ぎた