1973―5

#64(10/1)

ずっと考えはつづいているんだ どうしようか どうしようかと

髙橋はどう考えているんだろうか やはり判らないだろう 解らないだろう

皆はどうだろうか やはり判らないだろう 解らないだろう 分からないだろう

それでも、 そうして、 同じように 考えるのを 止めてしまうだろう

 揺れ動く なかに在る 何故かの頭

 

 

#65(10/5)

既に 日本に在る大半の者は眠ってしまっているだろう この時間に…

動かし難い 無意識の最中に在って なおも生の状態と称すなら

仮にRよWよ 何を想うのだろう

どうにもならない 生の持続のなかで 無抵抗にも その安寧に身を委ねてしまう者達

そして 何を語りかけたらよいのだ 何を願い 何を望んだらよいのだ

徒に眠りにつき 徒に生きることを黙過し なおも 何を言い続けようとするのだろう

「仮」ならば 「無」であるのか

 

 

#66(10/16)

“ネズミを絶滅することは絶対不可能という予感があるため、絶滅とネズミが結びつくのであろうか。……「絶滅」しうるからはじめて希望がある、という優しくも酷たらしい、最後の予告こそが、そこから響きつづけてはいないであろうか?……”

 

 

#67

一撃される痛みと傷  

いつまでも自分はやわらかで未定型なままではないだろうかという惧れ…