一昨日、冬用のベストを購入したので母のところに持っていきました![]()
仕事前なので10時ごろ到着
4人で座っていて母はにこにこと
若い優しそうな作業療法士さんと何やら楽しそうに話しています![]()
いつでもどこでも低姿勢だった母は
認知症になっても変わらずに
済みませんよろしくお願いいたしますと頭を下げています![]()
話がすんだのを見計らって隣に座わり
話をしながらベストを着せたところに
今度は看護婦さんが来ました![]()
施設医の診察とのことなので私も同行・・![]()
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部屋に入るとおじいちゃんだけど若いころはもてただろうなと思われる
ハンサムだったであろう
先生が診察
特に問題ないですよと言っていただき
ほかに何か聞きたいことは?と尋ねてくれ
母はもじもじしながら
「あのう・・先生
私はいつ家に帰れるんでしょうか・・」
お~![]()
お母さん![]()
先生は優しく
「ご家族と相談して・・・
でもこの前転倒したし、しっかり歩けるようリハビリ頑張らないとね」
と言ってくれ母は何となく納得
しかし診察室出てすぐに私に
「あ。聞くの忘れてた
先生にいつ帰れるか聞いてこないと・・」
そうだね![]()
お母さん、忘れちゃうんだものね![]()
部屋に帰ると私はもう仕事に行く時間に![]()
帰るね
と言うと
母はいつも矢継ぎ早に次々と話しかけてきます![]()
しかも隣のおばあちゃんは
「今日は何曜日だっけねえ~
教えてくれる?」
と尋ねてこられたので
「水曜日ですよ~」と答えたのもつかの間
どこからかやってきた車いすのおばあちゃんが(104歳!!)
「あんた、どこから来たの
ん?あっちのほう?
じゃあ、これからあっちのあんたの部屋に行こうかね」
いやいや・・おばあちゃん![]()
お誘いいただきありがとうございます![]()
でも・・
私はここで暮らしていません~![]()
でもにこやかに手を握って帰る機会をうしなっていると
知り合いの職員さんがうまくおばあちゃんを誘導してくれたので![]()
私は仕事に向かうことができました![]()
中身の濃い一時間の滞在となりました![]()