とりあえずブラボ1周したのでレビューを。

ブラボは4年ほど前に1周している。死にゲーで最初にやったのがブラボであったが、ダクソ3→2→1→3を経て戻って来た。

しかし、ほぼ覚えてないながらも、かすかにここは強い敵がいたような・・・、と苦い思いをした場所に関しては覚えているものである。

 

ダクソをやり続けていたのもあって、最初がとにかく慣れるまで難しかった。

しかし、ロックオンしていなければローリングできる事に気付き、ローリングとステップを組み合わせて戦った。

ダクソを長くやり続けているからこそ難しいと感じるポイントはたくさんあった。それを挙げて行く。

 

①、盾が無いから雑魚敵すら辛い!

これは、はじめヤーナム市街〜聖堂街に至るあたりまで如実に感じた。ダクソそこまでやっていない人は特に何とも思わないと思う。

しかし、ダクソは基本的に左手に盾を装備して、基本L1押しっぱなしでエリアを探索していく。(スタイルによるが)

雑魚敵の攻撃も、まずガードして弾かれモーションを待ってからの斬りというのが定石である。(これもスタイルによるが)

しかし、ブラボはそれが無いから、雑魚敵にすら回避しなければならないのかと苦労した。

 

②、輸血液が無くなる。水銀弾が無くなる。

序盤は本当にこれに悩まされた。ダクソではエスト瓶方式が採用されていて、自動で供給され枯渇することが無いが、ブラボは消費式だ。さらにヤーナム市街を抜けると、あまりドロップする敵も多くなく、ただ枯渇していく。

そのため、水銀弾でパリィの練習をするのも躊躇われるし、ボス戦でガンガン輸血液を使うのも躊躇われる。

私の場合初見のボス戦は、エストで回復しつつまず敵の動きを概ね把握してから、隙に攻撃を入れていくという手法を取っているが

使うと無くなってしまうが避けられない・・・。仕方なく使うしか無い・・・・。という葛藤があった。

さらに、灯火から灯火への転送ができないし、敵も復活しないので、マラソンもしにくい。

 

③雑魚敵の攻撃が重い。

そのまんまである。

 

④単純に操作方法が微妙に違ってむずい。

ダクソ両手持ち切り替えは▲だが、ブラボでは輸血液を使っちまったり。

 

以上は難しい・煩わしいと感じた点だが、次の項目に進むために大事なことである。上記に対して見出したことなど。

 

①、③盾が無い、敵の攻撃が重いことについて。(盾はあるが有用では無い)

このゲームにおいて、確かに盾が無い。敵の攻撃も重い。ステップしか無い。

だが、このゲームには「リゲイン」というシステムがある。敵の攻撃を受けた直後数秒間、与えたダメージ分体力を回復できる。というシステム。きっとブラッドボーンにおいては、この「リゲイン」システムを利用する事が前提として作られている。

そのため、リゲインを利用すれば攻防一体のムーブとなり、輸血液も節約できて、さらには敵を倒せるのである。

 

ダークソウルの話に一旦戻るが、ダークソウルはというと正直言って地道な削りあいである。

堅実に堅実に立ち回る事が求められ、将棋やチェスのように少しずつ削っていく。

それに対してブラッドボーンはオセロのようとでも言えば良いだろか。展開が目まぐるしく変わる。

一手が勝敗を大きく左右するような(チェスも将棋も一手は大事だけど)

 

ダクソは、削られたらその分は返ってこないし、敵の体力も全部削らなければならない。

ただ、ブラボは戻ってくる。

 

ブラボにおいて、ブラボをブラボたらしめるのは

「リゲイン」と「銃パリィ」からの「内臓攻撃」であると感じる。

また、ブラボが難しいと感じている大半のプレイヤーはここら辺のシステムをうまく利用できていないのでは無いだろうか。

 

リゲインがあれば、正直ダクソなんかよりも最終的な体力は多いというか、リカバリーが効く。なかった事にできるも同然。

それが、「死闘感」を生み出している。これは、命のやり取りなのである。

ダクソは、一度受けたダメージはそのまま。さらに、堅実に少しずつ削る事が求められるが、ブラボの場合は

受けた攻撃は早く攻撃し返して、リゲインで回復。パリィからの内臓攻撃で大ダメージ。の流れが多い。

 

またブラボは銃パリィを決めやすい。ダクソよりも決めやすい。

①振り被りが結構ゆっくりだし、②パリィ受付時間も長めだ。また、③ある程度距離が離れているので、失敗してもダメージを受けるリスクが少ない。水銀弾消費は少し痛いが、正直ブラボにおいて銃パリィはかなり強い。そうゆう意味で

銃パリィが無限に使えたら難易度が下がってしまうため水銀弾方式にしたのだろう。また、上限はあるものの、自らの血を使えば水銀弾を生成できる。それもよいシステムではないだろうか。

上記から、ブラボは銃パリィを推奨していて、かつ強力であるという位置付けになっているのではないだろうか。

 

あと、灯火から灯火への転送は実際のところ欲しかったが、fromは世界観を大事にした結果がこの形だったのだろう。

ソウルシリーズでは、篝火間の転送が実装されている。しかし、ブラボでそれを導入しなかったのには、世界観

「夢」と「目覚め」という2つの世界を形作るためにこうなったのだろう。全ては夢オチ・・・と。

 

 

SEKIROの話にまで話題が膨らんでしまうが、SEKIRO、ダクソ、ブラボはよく対比される。どれが難しいか、など。

印象的には、ダクソ<ブラボ<SEKIROの意見が多い印象で、自分もそう思っていたが、ボスごとの死亡回数で言ったら

正直ダクソ3>ブラボであった。ブラボをしたのは4年前に1周のみ。ダクソ123を直前までやっていてトロコンもした。

この状況から、ダクソ3を新規1週とブラボ新規1周でこの結果。人それぞれ感じ方は異なると思うが。どうだ?

SEKIROは終わってい無いが激ムズだ。弦一郎までやって放置中。

 

これらで感じることは、ダクソ<ブラボ<SEKIROと進むにつれて、プレイヤー自身の難易度の感じ方の幅が大きいのではないだろうか。新しい作品ほどプレイヤー自身のアクションゲースキルがゲームの難易度に大きく作用する。

ダクソに関しては、うまい人でも、攻撃を避けたりガードしてボスの体力を全て削りきることにはほぼ変わりない。

しかし、ブラボでは銃パリィとリゲインでより速く獣を狩る。SEKIROに関しては、全ての体力を奪わずとも

弾きや見切りを駆使しして最速で体幹を削りきって忍殺。新しいゲームほどスムーズに倒せる。また、走り抜けも徐々に有効になっているだろう。

 

色々と言いたいことがまとまって無いが、こんなところで。後で追記します