さっき、気配りができるね。細やかな配慮。そう言われました。

 

そう映っているのかもしれませんが、私はそうは思いませんでした。

本当は、顔色をうかがっているだけだからです。

 

幼少の頃から私は親の顔色を伺いながら生活してきました。

 

特にうちは片親であまり裕福ではなかったので、お金に関して気を使っていました。

なので、ほしいものなどもあまり言わなかったり。我慢することも結構多くありました。

 

そして、小5から再婚した父親は自分とも母親とも反りが合いませんでした。

帰ってきてもよくわからないし、意味のわからないところで怒るのでとにかく

気分を害さないようにしていました。

母と父の関係性も悪く、家庭内はいつもピリピリとしていたので、常にどのような状況なのかを2人の顔色や

態度、視線、行動などから感じるようにしていました。(正確に感じ取れていたかはわかりません。)

 

それから高校に入り全く新しい環境に置かれたわけですが、やはり周囲の顔色を如何っていました。

そこからというもの、周りの人が自分のことをどう思っているのかなどが気になりすぎて悩む時期に突入しました。

そして、根が暗くなっていったので、ネガティブに考えるようになりました。

 

ここでこんな発言をしたらおかしい、今は話しかけられたくないだろうな、自分なんかと話していても楽しくないだろう

そう思っていました。

 

最近ではだんだんとそれが解消されてきて、別につまらないと思われてもいいや、沈黙でもいいやだってしゃべることないんだからそりゃ仕方ない。そう思えるようになってきました。

 

って感じです。

 

気配りができるわけではない!僕は顔色をうかがっているだけなんだ!!!

 

そんなお話でありました。それではでは。