4月28日
 

バイク病という病気を皆様ご存じだろうか?


 

その病気の多くは16歳くらいの男子が発祥する、バイクが欲しくて乗りたくてたまらなくなる思春期特有の症状であり、学校にバイク雑誌を持ち込んであーでもないこーでもないと胸をときめかせ、バイクを持っている人の所に行き参謀のまなざしでちょっとだけ跨らせて!とか言っちゃったり、実際バイクを買うともうバイクを中心とした生活になってしまう恐ろしい病気なのである。


 

バイク病の治療方法は主に「時間」を有する。18歳で車の免許を取り出すあたりから徐々に治っていく人が増え、大学を卒業する頃には大半のバイク病は収束する。そこで治らない場合、大抵もう不治の病と化している事が多い。


 

あたしの地元の仲間は、みなバイク病の末期患者。大人になって変わった事と言えば少し車にも興味を持つようになった事ぐらいか。基本的に高校生の時と喋っている内容が変わっていない。


 

今日はそんな地元のメンツとの飲み会だった。せいたん衣紋掛け掃除 、と言ったそれなりにこゆいメンツで酒を嗜む…彼らがどんなキャラかってのはリンクを貼ったのでそちらを参照にして頂くとして、飲みながらの会話は9割乗り物1割その他と、相変わらずバイク病全開だったりしまして。


 

しっかし、いつも思うのだが、地元のメンツって好みが全くあわないのです。せいたんはアメ車好き、衣紋掛けは旧車好き、掃除はワゴン車等でっかいワンボックスが好き、そしてあたしゃかわいい車が好き、と言った感じでして。


 

その他よく出てきていた地元のメンツはとして、リーダーはとにかくイカレタ破天荒の、ニトロを積んでいるようなスペック車が好き、お父さんはとにかく速い車が好き、木こりはよくぶつけるので壊れない車が好き、ジェロは車より女体に乗るのが好きと、よくもまぁこんなに好みが被らない人間が集まっているのにみんな10数年付き合いがあるんだろうっていつも思う。地元のメンツが全員集合した珍しい記事がこちら 。我ながら嘘臭い感じは否めないwwww


 

して、そんな地元のメンツを飲みながらバイク談議。3時間話してまとまったのは、山バイ(オフロードバイク)はいいって事くらいで相変わらず中身がない。まぁ、それがいいんですがね気楽で。


 

そんな飲みも終わり、衣紋掛けの腹減った宣言でラーメン屋へ。仙台副都心長町で飲んでいたので、近くにあったラーメン屋がニュータンタン本舗でして。神奈川から展開するタンタン麺なのにあんまりタンタン麺らしからぬ味が特徴のラーメン屋。店について、とりあえずメチャ辛をオーダーするあたし。


 

そこで、悪い癖からか、闘争本能を剥き出しにしてんじゃ俺もメチャ辛とか言い出す衣紋掛け。昔っからつまらない所で張り合いたがるのが衣紋掛けの特徴。いいけど、別に辛くないよと言っても、メチャ辛だから辛いだろうが!と言って聞かない衣紋掛け。人の話を聞かないのも昔からの彼の特徴か。ちなみに、せいたんと掃除は辛いのが苦手なので辛くないモノをオーダー。なので、衣紋掛けの闘争本能からははずれました。


 

して、到着したのがこちら。


 


まぁ、見た目はとっても辛そうなメチャ辛がこれなんですが、ほんと不思議な位色からは想像できない位辛くないんです。辛いのが苦手な人は辛くないでしょうが、生憎あたしも衣紋掛けもバカ舌の持ち主なのでさっぱり余裕なのです。あーほんとにあんまからくねえなぁ…と、残念そうな衣紋掛け。


 

そんな衣紋掛けが思いついたのが、写真の端に写っている「唐辛子の瓶」、それを見て、



 

よし、全部いれちまうべ2人で!



 

とか言い出す。まぁ、別にいいけどさぁといつぞやの様にロシアン唐辛子。所がこのニュータンタン本舗の唐辛子、赤いだけ赤くて辛くないんです不思議と。どばどば調子にのってラーメンにぶち込むあたしと衣紋掛け。


 

結局一瓶使い切るも普通に食せる程度の辛さ。なんだよぅこれ辛くねえよぅ…となんか腑に落ちない感じの衣紋掛け。まぁ仕方ないさ、とラーメンを食べて解散。




 

翌日。



 

朝、ぐっすり寝ている所に衣紋掛けからの着信。ん?なんだこんな朝っぱらから?と、電話を取る。すると、衣紋掛けは嬉しそうにあたしにこういった。



 

やべえよ、おょょやべえよ!!



 

電話口では明らかにニヨニヨしていそうなテンションの衣紋掛け。寝ぼけていてあんましよく解っていないあたし。なんだよ…と、言うと、



 

とにかく、トイレで出産してみwwwww



 

と、言う衣紋掛け。眠いのでテキトーに、うんまぁ解ったとか言って電話を切りまして。それから数時間、二度寝後水を飲んで、あたしに便意がやってきまして…



(以下略)