晴天に限って仕事で休日になると雨が降って気が滅入る。

そんな日々が続くなか、ようやくタコメーターの問題に決着が付いたので報告を。

 

まずは注文していたコネクタ類が到着しました。

 

 

住友電装

 

090型MT防水シリーズ

2極Mコネクタ(IL型)[白色](端子付)/2P090WPK-MT-IL-M

 

 

コネクタは画像左側がメス、右側がオス。

端子を置く位置が逆になってて申し訳ない。取り付けの際は要注意。

価格は350円くらい。

送料がレターパックで170円くらいなので、何かのついでにまとめて買うのも良いでしょう。

 

今回は中華バイクの輸入、純正パーツ等の販売をしているYOU SHOP黒松さんで購入。

このショップは純正部品の販売の他、車体パーツリストのPDFファイルを公開してくれており、

国内正規販売されていないが故のサポートを受け持ってくれているのがとてもありがたい。

XTZ125のパーツリストはありがたくダウンロードさせてもらっている。

他にも同系統のエンジンを積んだYBR125系も充実しているので、必要な人は確認を。

 

届いたコネクタを確認したら、早速割り込み配線を作っていく。

配線は0.5~0.75sq(スケア)のものを選択。

1.25sq以上は銅線が太すぎてコネクタ用の端子が装着できません。念のため。

自分は余ってたタコメーター付属の延長ケーブル(0.75sq)などを再利用。

 

 

こんな感じに作成。これはあくまで仮接続用なので真似はオススメしません。

分岐側の白線は後でギボシ端子ひとつにまとめるつもり。

本当はもっとギリギリまで短くしたかったが今回は念のために余裕を取って20㎝ほど。

予備の端子が無いため、取り付けミスは許されない。

端子の取り付け手順、防水ゴムの装着、配線の向きと位置をしつこいくらいに確認。

デジカメでコネクタと配線を撮影しておくと確実。

 

 

該当のコネクタはこんな感じ(画像は撮影のために取り外し済み)

不安な人は端子も検索して予備を購入しておきましょう。

 

住友電装

 

090型HM/MT【防水】オス端子/M090WP-HM/MT

090型HM/MT【防水】メス端子/F090WP-HM/MT

 

1個30円くらいでやっすいので、財布にはそんなに厳しくないはず。

配線が完成したので、さっそく取り付けてみる。

 

 

ひとまずテスト接続なので単に繋ぐだけ。

やはり配線はもっと切り詰めるべきだった。

白線の方はカットして端子を付け直せば良いので、後で修正が可能。

配線は無駄に延長すると抵抗が増えて良い事は無いので、できるだけ短い方が良い。

画像下部から伸びている白線はタコメーターのパルス線コネクタに接続する。

現在繋がっているパルスジェネレーターからの線を外し付け替える。

 

※この方法でパルス検出をする場合、パルスジェネレーターは使用できません。

 ピックアップコイルからの配線をパルスジェネレーターに繋いでしまうと、

 増幅された電流でパルスジェネレーターの回路が破損する恐れあり。

 当作業を真似してうっかり壊しても責任は負いませんので、十分配線を確認してください。

 

配線の接続は完了、いよいよエンジンを始動させる……

 

 

針が動いた!

アクセルを回して確かめると、8000回転までブレずに正確に動いている!

 

か……勝った……

 

 

勝ったぞーーーーー!!

 

 

仁義なき戦い~広島死闘編~ 完(大嘘)

 

 

あとはこのまま本取り付けと行きたかったが、例によって夕方から雨の予報。

今日は動作確認だけに留め、正規の配線作業は後日に持ち越し。

ひとまず諦めなくてよかったとホッとしました。

 

しかし注意しなくてはならないのは、この接続が本当に問題ないかは未知数なこと。

取扱説明書に書かれていない以上、なんらかの不具合が出る可能性も十分にある。

特にエンジンの点火タイミングの線を分岐させているため、トラブルが生じた場合は

即エンジンが動かなくなるリスクも抱えていることを自覚しなくてはいけない。

 

しばらくは自分が人柱としてこの装着方法を続け、異常の有無を確認したい。

 

このように重要な配線に手を加える手前、車体側の配線を加工したくなかった次第。

問題があった時はすぐに元に戻せるようにしておくのが大事だと思います。

 

 

 

 

おまけ

 

今日の午前中はまだ雨が降らず余裕があったので、例によってバイクの整備。

各部の錆止め&拭き上げ作業をしつつ、前から気になっていたリアブレーキを調整してみた。

標準状態だと遊びが多すぎるのか、結構踏み込まないとブレーキが効かない。

そのせいで少しばかり足首がカクンとなってしまうので、遊びを減らしてみることにした。

 

 

まずは最初の状態。

ネジの左端から調整ナットまでの距離は約24ミリ。

ナットを右回しにして締め込んでいくと遊びが減っていくので、最初は大胆に締めてみる。

 

 

30ミリまで締め込んだ。

この状態で試走してみたが今度は逆に遊びが無さすぎて、ブレーキに足を乗せた途端

リアブレーキが効いてしまう状態に。

なので間を取って27ミリの位置に合わせておいた。

遊びも適度でちょうどいい感じになったと思う。

 

ドラムブレーキだけど効きはいいし、今のところペダルを踏み込んでロックしたこともなし。

コントロールもしやすい方だと思うし、ドラムだからとネガティブに感じることはない。

 

お世辞にも高級な作りとはいえないが、XTZ125は扱いやすくて良いバイクです。

 

そんなわけで今回はここまで。