うつは心の病なのか?

うつ病と言ってもいろいろな分類法があります。

大まかに分けると、2通りにわかれます。

1.うつ状態の症状の重さから分類する方法。

2.うつ病になった原因から分類する方法。

今回は2.うつ病になった原因について書いていきます。

2もいくつか分類方法がありますが、スイスの

精神科医のキールホルツはうつ病の原因を

4つに分類しました。

・外因性 
・内因性
・心因性
・それ以外

1.外因性うつ病
脳の外傷やアルコールや薬物中毒、内分泌障害(肝臓や腎臓など)などの身体の
病気や怪我から発症したもの。

2.内因性うつ病
体質や遺伝などが原因とも言われているが、
原因を特定する事が困難なうつ病。
外因性や心因性うつ病でないうつ病。

3.心因性うつ病
心理的なストレスやショックをうけた時発病。
職場、学校、家庭、人間関係などの悩みが原因
とされている。いろいろな要因があり、原因を
特定するのは困難。
うつ病の中で一番多い。

4.それ以外
また次回にします。


現在増えているうつ病は、

心因性うつ病が多いわけです。

職場、学校、家庭、人間関係などの悩みと言っても

同じ環境にいてもう、つになる人と、ならない人がいる。

何故か?

もちろん体質、性格、感受性の問題もあると思います。

でも一番大きいのは、体がストレスを受ける準備

が出来ているかでは、ないでしょうか?

仕事をしていれば、当然ストレスもあり、トラブルも

起こります。

例えば職場で、取引先やお客さんと何かトラブルが

起こった。

こういう状態では、当然交感神経が過剰に働き、

血圧や心拍数があがり、体に余計な力が入

ります。

普段から体調が良い人は、問題が解決したら

体の力が抜け、血圧や心拍数も戻り、

交感神経の興奮も正常な範囲に戻ります。

しかし、普段から体調が悪い人は、普段から体が

緊張しているので、そのストレスを受け入れるゆとり

が体にありません。

そのため、ストレスを受ける事で、体が緊張しすぎて

肩が凝ったり、頭痛や吐き気が起こってしまう場合

が多いのです。

当然そんな状態では夜寝れなくなり、睡眠薬を飲んだり

しますが、体の緊張状態は夜寝ている時も続きます。

それで朝起きても、疲労が全く取れず、そのまま仕事

に行き。またストレスを受け、そのうちに朝起きられなくなり

会社にも行けなくなってしまう。

こういうパターンの方ご多いような気がします。


続く

私が経営している治療院です

トーエ治療院
昨日の続きです。

自律神経系の疾患は、ストレスが原因か?

それでは同じ環境でも、調子が悪い人と

そうでない人がいるのは何故か?

という事でしたね。

良くストレスが一番いけないと言われていたり

するわけですが、人間生まれた瞬間からストレス

を受け始めます。

人間が直立歩行出来るのも、重力というストレス

があるからです。

生まれたばかりの赤ちゃんは、立つ事も座る事

も自分の首を支える事も出来ません。

重力に引きつけられている状態に、反発するために

数か月で首が座ったり、次にハイハイ

そしてつかまり立ち、歩行と進化していくわけです。

少し脱線してしまいましたが、これではわかりにくい

ので少し解説しておきます。

例えば、赤ちゃんがうつ伏せに寝ている時には

重力は赤ちゃんの頭を下に引っ張ります。

そうなると赤ちゃんの首の後ろの筋肉が伸ばされます。

そのままでは伸びすぎてしまうので、それに抵抗して

収縮して少しずつ筋力が強くなっていきます。

違う姿勢の時も同じで重力の抵抗から

体を守るために、筋肉が強くなり、やがて歩けるように

なっていきます。

宇宙飛行士など長い間重力がない状態で生活

していると、筋力が低下して地球に帰ってきた時

すぐには、立って歩く事が困難だという事は良く

知られた事でもあります。

我々が今のような生活をするのに、重力というストレス

は必要不可欠だという事です。

以前カルチャーセンター講座をやらせていただいた時

も重力の話をしし過ぎてしまい、途中で居眠りされた方

もいらしたので、重力の事はこれ位にしておきます。


本題に戻り、何故同じストレスの環境で、調子が良い人と悪い人

がいるのか?

それは調子が悪くなる人は、体がストレスに対応する準備が

出来ていない。

もっと簡単に言えば、自律神経系の病気になる人は

ストレスが原因ではなく、自分の体が悪い場合が多いという事です。

自律神経系の病気は心の病気ではなく、体の病気である場合

が多いのです。

もちろんケースバイケースですので、断定は出来ません。

また自分の体調が悪いのを、会社が悪い、仕事がきつい、景気が悪い

と他の原因のせいにする方が多いのですが、そういう方の普段の

暮らしぶりを伺がってみると・・・とても自分の体を大切にしているとは

思えない事ばかりのような気がします。

続く

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前回の続きです。

体の力がうまく抜けずに、睡眠時でも

体に力が入り続けている方は、どうなって

しまう場合が多いか?

でしたね

そのような方は、結構多いものです。

数年前に来られた、ある方の例をみて

みましょう。


数年前に肩が痛くて、上にあげられない方

が当院に来られた時の事です。

その方もやはり仰向けに寝る事が出来ない

状態でした。

当院に来られた主訴は、肩の痛みだった

わけですが、随分前から夜寝れなくて

睡眠薬を常用していたとの事でした。

最近よく動悸がしたり、急に汗をかいたり

仕事中よくイライラしたり、電車の中

で急にトイレに行きたくなったりなど

肩以外にもかなり体調が悪かったため

病院に行ったら、自律神経失調症と

言われ、安定剤を処方されたらしい。

確かに夜睡眠薬を飲めば、眠れるが

朝は体がだるくて仕方がない。

昼間は安定剤を飲めば気持が落ち着いて

上記のような症状もかなり、軽減するらしい。

このように夜も体に力が入っている状態

ですと、自律神経に異常が生じる可能性

が高くなります。

この方は、まだ安定剤を飲み始めてそれ程時間が

経過していなかったため、3回の治療で

肩の痛みが完全にとれ、睡眠薬がなくても

夜眠れるようになり、朝もすっきりして

会社に行くのが楽になった、との事でした。

自律神経系の病気はストレスが原因の、心の病気

だとよく言われています。

良くなるにはストレスをなくせ、と言われたりします。

でも実際ストレスを完全になくす事など出来るでしょうか?

おそらく無理だと思います。

同じ環境でも、自律神経が正常な人と、そうでない方が

いらっしゃいます。

何故でしょう?

続く


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