きのうの夕方、cho-nanが厨房でレバーを仕込んでおりました。
牛のレバー(肝臓)はとっても大きく、大きな低反発枕といったところです。
そんな大きな牛レバーの仕込みは、血を抜いて、刃渡り40センチくらいの牛刀を使って表面を覆っている薄皮を剥き、生食用と焼き用とに切り分けるという手順になります。
焼肉桃苑においては生食用も焼き用もひとつの同じ牛レバーから切り出しています。
ですから鮮度は生レバーも焼きレバーも全く同じ、焼肉桃苑ではぶっちゃけ焼きレバーだって焼かずに食べることができます。
それをわざわざ丁寧に生レバーと焼きレバーに切り分けているその理由は、生レバーとして食べるんならとびっきり繊維が細かくなめらかな食感の部分だけを食べたいじゃないかということです。
でもそれを毎回食べて確認するわけにもいきませんので、生レバーに適する部分は見た目と触感で探り当てています。
長年の経験と勘ってやつですか。
…などと偉そうに書いていますが、cho-joはレバーの仕込み、あまり自信がありません。
もちろんジーっと見て、さらにペタペタとじっくり触ってみると、『ここは繊維が細かいぞ』なんてわかりますが、そんなモタモタ仕込みをしてたらマスターに怒鳴られます…(汗)。
レバーの仕込みができるのは、マスターとママさんと、cho-nan。
cho-joの出る幕はありませーん。
…さて慣れた手つきでレバーを切り分けていくcho-nan、よく見ると生レバー用、焼きレバー用と切り分けた山の他に、もうひとつ山を作っています。
「このレバーは何?」
と聞くと、ニヤリとしたcho-nan、
「ニラレバでも作ろうかと。食べる?」
というわけでレバーの切り分け作業を終えてから、cho-nanが中華鍋でニラレバー炒めを作ってくれました。
あまりに忙しいと保存しておく手間も惜しくていつも全て捨ててしまっている肉の切れ端も、まかないで食べるには何も問題ない…というか、豪華すぎると言っても過言ではないのかもしれません。
おいしーい!
なんと贅沢なニラレバー炒めだ…!
あまりにおいしかったので、写真を撮ればいいのにと気がついたのは、ほとんど食べ尽くした後になってしまいましたが…これがそのニラレバー炒めです↓

ああおいしかった!
焼肉桃苑のレバーは、何度も書きますが厳選素材、鮮度にも大きな自信を持っています。
一般的にレバーが臭いというのは血が臭っているということです。
さらに血は、時間が経つとますます臭ってきます。
鮮度のよいレバーをしっかり血抜きしている焼肉桃苑のレバー、臭いもそんなに気にならないと思います。
生で食べても平気な焼きレバーは、どうぞミディアムレアくらいの焼き加減で、レバーのおいしさをご堪能ください!!!