2012年7月、燈影学園(一燈園小・中・高等学校)はパリの
ユネスコ本部よりユネスコスクールの認定を受けました。
ユネスコ(国際連合教育・科学・文化機構)は大正 11年
(1922年)に当時、国際連盟の事務次官であった新渡戸稲造の
呼びかけで開かれた国際知的協力委員会(ICIC:International
Committee on Intellectual Cooperation)が前身で、アイン
シュタインやキューリ夫人等の著名な有識者12人が世界平和を
訴えたのが始まりで、戦後(1946年)正式に国際連合で設立
されてたのを機に、米国より帰国された元同志社大学総長・
湯浅八郎氏と一燈園創立者・西田天香翁によって1947年に
京都ユネスコ協会が設立されました。このようにユネスコと
燈影学園は昔から深い関係にあり、1978年には一燈園高等学校
のユネスコクラブがユネスコクラブ全国大会で「国際教育活動
最優秀賞」を受賞しました。
2012年にユネスコスクールの認定を受けた燈影学園は天香思想
である平和学習を基軸にしながら、新たにESD(持続可能な
社会の構築)に向けた環境問題に取り組んでいます。
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