『仙台藩丸森鉄砲隊』の旗揚げ会議 | todou455のブログ 火縄銃ときどき山登り

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 宮城県丸森町にある『金山城伊達・相馬鉄砲館』は,『仙台藩丸森鉄砲隊』の旗揚げ準備で慌ただしい日々を送っている。旗揚げは3月29日に当館裏の金山神社で行う予定だ。

 今日は,旗揚げに参加するメンバーによる打ち合わせが当館で行われた。打ち合わせは,『仙台藩丸森鉄砲隊』の公式装束の策定に関することがその大半を占めた。なにしろ女性達だ。服装のことになると目がピッカピッカ輝きだす。

 

 

公式装束は黒い裁っつけ袴に黒い小袖,その上に赤い陣羽織。黒い鉢巻きには伊達家の合印である六日月を印すことにした。これらは伊達家の家臣が用いる甲冑をイメージしたものだ。伊達家では同士討ちしないように黒い甲冑を着込み,兜の前たてには金の六日月を用いていたのである。

 

伊達家の家臣が用いる甲冑

 

 驚愕すべきは,彼女たちは,その装束を自分たちで作ることに決定したことだった。さすがは女性である。この発想は男性だけなら出てこなかっただろう。陣羽織や胸当て作りが,鉄砲隊の活動に加われば生涯学習としての幅がますます広がるというものだ。

 サプライズで愛知県岩作のbounoteさんから提供していただいた手作りの鉄砲胴乱を皆さんにご披露したところ,大きな歓声が上がった。その出来映えにビックリもしていたし,全国の皆さんが応援してくださることが嬉しかったからに違いない。

 

bounoteさん提供kの手作り鉄砲胴乱

 

 

bounoteさん,ありがとうございます。

この笑顔を見せたかったなぁ~(ノ_・。)

 

 おかげさまで『仙台藩丸森鉄砲隊』の士気は,アゲアゲホイホイである。あとは3月29日の旗揚げ式の日に,桜が咲いてくれることを祈るばかりである。

もうすぐ春だ。

  

今はこんな気分である。