令和元年10月12日に東日本を縦断し、大きな災害をもたらした台風19号(東日本台風)から、昨日で丸4年となった。この台風では,13都県で120人以の方が亡くなった。金山城伊達・相馬鉄砲館がある宮城県丸森町でも,12名の方が亡くなり,家々は洪水に沈み田畑は流されてきた岩石で埋まった。
令和元年10月13日午後1時頃,町内入り口付近。
浸水の為,町内には入れなかった。
丸森町中心部
阿武隈川やそのの支流の越水
濁流が溢れる阿武隈川
令和元年10月13日午後1時ころ撮影
太陽光が強く,茶色く濁る川の水の色が写真では出ません。
この写真は,PCで色調を修正した写真です。川の色は明る
い黄土色でした。 阿武隈川の橋梁付近から撮影。
平時の阿武隈川
私が,この丸森町に火縄銃に特化した私設博物館を開設したのは,原発事故に苦しむ福島県浜通りや台風19号で大きな被害を受けた丸森町の復興の一助になりたいと思ったからだ。だから入館料は大人200円,中学生以下は無料という採算度外視の料金設定ですある。
こんな按配だから毎月,結構な赤字が発生する。だが,それは誰から頼まれたわけではなく,私がやりたいからやっているだけのことである。
私は,日本大震災や現在も被災中の原発事故の対応により私自身の心が傷ついた。私は,そんな自分の心を癒すために金山城伊達・相馬鉄砲館を運営しているのだろう。ひょっとしたら,私はとんでもない偽善者なのかもしれない