旅のお供といえば,お供達を運ぶバッグが欠かせない。今まで旅行用のバックをいろいろ試してきたが,やっとお気に入りを見つけた。それが,このハンティングワールドのショルダーバッグだった。ハンティングワールドは,冒険家ロバート・リーが立ち上げただけあって、その頑丈さと衝撃緩和の機能は折り紙付きだ。摂氏54度にも達する酷暑のアフリカから、零下23度にもなる極寒のパミールでも,このバックは、その類い稀なる強度を発揮してみせた。一泊二日程度の旅行なら,着替えも含めて,このバック一つで十分だ。
このバッグには,常に旅の七つ道具が入れてある。「よし,行ってみるか。」と思い立った時は,すぐさま,このバッグを肩にかけて車に乗り込むのである。バッグには,測量野帳やデジカメ,ツァイスの双眼鏡,傘,洗面道具,ブラシ,ペンケースなどが入れてある。赤いポーチは,薬,切手,糊,ライターなどの小物入れだ。
ロープや双眼鏡は変なことに使うのではない。双眼鏡は,美術館や博物館で,資料や屏風絵などを見る時に大活躍してくれる。ロープは,帰りの荷物をまとめたり洗濯物を干したりと工夫次第でいろいろ役に立つ。
あと写真には写っていないが,ウェンガーのポケットナイフが加わる。旅行ではあまり使うことはないが,お守り代わりに持っいると心強いのである。