狩人の岸壁釣り わずか15分で,ホッケ20匹 | todou455のブログ 火縄銃ときどき山登り

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🎣狩人の岸壁釣り わずか15分でホッケ20匹。🎣

北海道には,知り合いや友が多い。みんな気のいい連中だが,話のスケールに一歩引くことがある。曰く,寒すぎて濡れタオルが数秒で凍りつくとか,釣りに行けば1時間足らずでバケツに3 杯分は軽く釣れるとか,釣り上げた魚のデカさも本州とはスケールが違う。ほら話だとは思わないが,少し盛り過ぎだと感じることがある。

しかし,友人のK さんが,北海道の別荘に移り住み,鹿撃ちをするようになってから,北海道の人たちの話は,ほらでも大げさでもないということを痛感させられた。真冬には本当に濡れタオルがすぐに凍るし,秋には川が真っ黒くなるほどサケが上ってくる。

 

   今年2月の寒波

   Tシャツ振り回すとすぐ凍り付く。

 

あまつさえ,K さんは,この半年間で86 頭のシカを射止めている。そのお金を元手に,K さんは,今,雪上車作りに夢中だ。雪上車に履かせるキャタピラーは,明後日にカナダから届くという。

一昨日,K さんは日本海に行き,荒波と寒風の中で岸壁釣りをした。わずか15 分で40センチ近い大型のホッケを20 匹以上も釣り上げたという。わずか15 分でだ!それで打ち止めにしたのは,波が強いし寒すぎるので,尻尾を巻いて逃げてきたからだ。K さんのことだから,波や天候さえよかったら,きっと軽トラの荷台がいっぱいになるくらいホッケを獲ったに違いない。

                ホッケの釣れた岸壁

         Kさんの釣り場は,右の岩場の後ろ。荒波が来るため,上下の雨ガッパを

        着込んでも,首から波が入ってくるし,風が強いわで,かなり寒かったらしい。

 

          昨日の登別周辺はドッピカンの快晴晴れ。早速,干物作り開始。これで,

          ここ一週間で,Kさんは60枚ほどの干物を作ることになる。干物屋でも

          始める気であろうか?

 

北海道の知り合いが言う話は,みんな本当のことだったのだ。スケールがでかくて,本州の人が話についていけないだけのことだった。資源が豊富でスケールの大きな北の大地が,スケールの大きな人間を作るのかもしれない。環境とは偉大なものいであるらしい。