文旦ジャム(文旦ピール・170203)
2017年1月24日(火)、文旦の加工が始まりました。
今年は、例年よりも早いですが、今年に収穫された文旦を大藪さんより、頂きました。日焼けや、疵があって見かけは良くないですが、ひとつひとつ大切に育てられた文旦です。
高知市土佐山の大藪さんの文旦は、自家用に作られているものです。もともと、柚子栽培の農家ですが、自家用に、ミカンや、ポンカン、文旦などを作られています。見かけは悪いですが、文旦として十分な香りと、果汁が含まれているものです。そのようなものをわけて頂きました。
私達のジャム造りは、土佐山のこのような方々に支えられています。とても、感謝です。
ひとつひとつ、手で剥いで、そと皮も刻んで文旦ピールを作ります。大切な文旦ですから棄てるものはありません。
文旦の実も、ひとつひとつ小袋を剥(ムッキーちゃんを使い)いで、実を取りだします。大鍋に入れて砂糖を加えて煮詰めます。薬品を使って小袋を溶かして再度、加工するような大量生産の仕組みとは、正反対の世界です。
2017年2月3日(金)、晴、外皮(黄色皮)の部分を短冊切りして、煮詰め、流し水で灰汁抜きをします。灰汁抜きの後に、グラニュウ糖を加えて煮詰めます。
グラニュウ糖を加えて煮詰めたあと、鉄板に広げて乾かして、文旦チップができ上がりです。パンやケーキに使います。