梅ジャム(梅の加工始まる・160628) | 生活学舎桃土

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高知県土佐山の小さなパン工房。
自家栽培の野菜や山の様子をお伝えします。

           梅ジャム(梅の加工始まる・160628)


 2016年6月27日、(月)、雨、土佐山では、梅の収穫がほぼ終わった昨日、「嫁石の梅まつり」の主催者・森さんから木なりの完熟梅・白加賀を頂きました。

 梅干しや、梅漬けに使う梅は、まだ青いうちに木から採って、加工に廻します。

 私達が梅ジャムに使う梅は、木に生っているうちに、黄色く熟した梅を選んで採っていただき、分けてもらいました。

 今年は、梅の花が咲いた頃、暖かくなったり、寒くて雪が降ったりしました。

 さらに、梅の収穫は、裏年にもあたっていました。

 そのために、昨年の半分ほどしか、収穫できなかったそうです。

 また、猪が木の根元を掘り、鹿が木の皮を食べる被害もでているそうです。

                                                                                                               




                                                                      6月28日(火)、雨、熟した梅は、香りも強く、急いで加工しなければ、痛んでしまいます。

 自家用車に載せると、天然の透き通った香りが車内に広がり、シャワーになつて身体の隅々に浸透しました。

 皮膚呼吸が促されて、気持ちも落ち着きます。

 青い梅も頂き、それはビンに入れて、グラニュウ糖を加え、梅シロップを作ります。


 土佐山の完熟した梅を始めて観た時に、ウインブルドンのセンターコートを飛び交う、テニスのボールかと思いました。

                                                                                                          



                                                                          ステンレスの大鍋で、水から湯がいて、お湯が噴き出したら冷水に移して、種を除いて果肉を潰します。

                                                                                                          




                                                                     手先が梅の酢で、白くふやけてきます。黒い傷や硬い所は除きます。

                                                                                                              



                                                                                                                    種を除いた果肉に砂糖を加えて、灰汁を取りながらジャム化するまで煮詰めます。