東大実戦 1日目感想(と現代文の答案) | 東大国語で高得点を目指すブログ

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東大現代文の過去問20年分の私の解答をこのブログに保存していく予定。
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東大オープンは期日前に受けたから当日に反省記事が書けなかったものの、

東大実戦は全国同一日程で行われるので今日早速反省記事を書きます。




《国語》

・評論:標準

・古文:標準

・漢文:標準

・随筆:標準(〜やや難?)

だと感じました。


漢文35分、評論75分、古文17分、随筆23分といういびつな時間配分になりましたが、何とか全部解き終わりました。

古文が運良く短時間でそこそこの部分点が確保できるタイプの問題だったから良かったものの、やはり随筆が23分だと答案の完成度が不十分になってしまいます。


随筆にあまり時間をかけられないのは、前半の方にやる漢文と評論の答案をあまりにも何度も推敲しすぎてしまうからだと思います。

評論と漢文は得点源であるべきという意識が強く働いてるものの、それが現状では裏目に出ています。

随筆にちゃんと40分の時間をかけることが可能になるような時間配分が、年間を通じての目標になりそうです。



評論は割と抽象的な文章でした。漢字は一応全部合ってた模様。

自分が書いたおおよその答えを書きます。

↓↓


(1)

形式化された普遍性を目指す自分が認識する観念的世界と物質的・具体的な身体が感知する豊かな日常世界という根本的に異質な世界をそれぞれ意識し、二面的な世界の捉え方が持続できるようにすること。



(2)

西洋的普遍主義だけでは自己完結した人間世界という限定的な枠組みでしか世界を捉えられず、人間が存在しない生命の世界まで全体的に捉えようとすると世界のあらゆる思想原理が必要となるから。



(3)

自己完結した西洋的思考に基づく人間世界が崩壊していくと共に、その世界の外側に形なきものの形として成り立つ生命の世界が自覚できるようになること。



(4)

筆者は西洋的普遍主義から離れて物質的身体から具体的日常を感知しつつ、雑草的世界を人為的秩序の構成要素の廃棄物にまみれつつも自己完結した人間の歴史的世界の外側に形なきものの形として成り立つ生命の世界や私達の存在条件が満たされる場と捉えたこと。



随筆は急いで書いたからあまり記憶は残ってないものの、

(1)と(4)で共に「表現というものの無力さの認識」というフレーズを解答要素の中心に据えながら書いた気がします。




《数学》

うまくいけば大問2(確率)と大問4(数列)が2完できているはずですが、どうでしょう。

大問2に60分ぐらい、大問4に30分ぐらい費やしてしまったが…


・大問1(図形)

平行な直線なので錯覚の性質を使って「この角度とこの角度が等しい」的なことを書きましたが、それだけで終わってしまいました。

色々いじくれば、いずれ微積分計算か何かが出てくるのだろうと思いますが、そもそも立式をする段階まで至らなかったです。

時間があれば余弦定理か何かを立式したかもしれませんが、時間は余りませんでした。


・大問2(確率)

「お手つき」の回数を0回と1回に場合分けして、それぞれの確率が1/15と8/15になったので3/5が答えになりました。

お手つきの回数が1回の時の場合分けがかなり煩雑で、数え漏れがない事を祈るばかりです。

この大問が合ってるかどうかで今回40点いくかどうかが決まりそう。


・大問3(整数と図形)

とりあえず余弦定理と2倍角の公式を使ってみたものの、全く解き方がわからなかったので早々に諦めました。


・大問4(数列)

断トツで一番易しかったです。

どう見ても数学的帰納法を使いそうな雰囲気がする問題だったので、真っ先に解きました。

必要な知識も「階差数列の公式」を使うだけでよくて、あとは多少面倒くさい文字式の因数分解がちゃんとできるかだけが問われてました。

しかし、こういう易問でさえなぜか30分ぐらいかかってしまったのは反省です。


余談ですが、数学的帰納法は数弱でもワンパターンで解ける解法なので、自分は冗談半分で「数弱的帰納法」というあだ名をつけています。(笑)



当面の目標としては、数学で40点取るノルマはさっさと達成して、文系3教科の方に軸足を置きたいところです。

明日も受けてきます。