私は自民党支持者ではないが、安倍元首相は支持していた。

安倍氏の声には、他の人にはない力強さがあった。

その声を聞くことができなくなったのは残念だ。

安倍氏のご冥福を心からお祈り申し上げる。

安倍元首相が死亡したというニュースを知って、新聞を定期購読していない私も、翌朝の新聞を何誌か購入した。

どの新聞の社説も(私が読んだ限りは)、
「言論を暴力で封殺する許せない凶行だ。民主主義への挑戦だ。」と言った内容ばかりで違和感を持った。

この時点でわかっている範囲では、安倍氏の主義、主張に反対しての犯行ではなく、
個人的な逆恨みによる犯行ではなかったのか。

暴力が許せないのではなくて、犯人が許せないと主張すべきではと思った。

犯人は安倍氏に返答する機会を与えることなく発砲している。
また、至近距離から発砲して致命傷を与えるという残虐な方法を使った。
背後関係をきちんと捜査したうえで、極刑に処するべきだと思う。


驚いているのは犯人かもしれない。
これほどの有力政治家に、ここまで簡単に近づけるとは思っていなかったのではないか。

不特定多数の聴衆が集まる街頭演説での警備は難しいとよく言われるが、
人ごみにまぎれて会場に突入するとか、遠距離から狙うとかの高度な技を使っていない。
車道で囲まれた演説会場へ堂々と歩いて接近できるとは。
これだったら、車道への立ち入りを厳しく制限している、箱根駅伝の方が厳しい警備だと思った。

あと、犯行の動機になった「宗教団体」というのは何だろう。
この時点で明らかになっていないのは、犯人しか知りえない秘密を引き出すための警察の作戦なのか、
それとも、別の理由があるのだろうか。

そう思っているうちに、宗教団体の情報も出てきたようだ。