こんにちは、看護師のあべです
今日は病院で飼っている猫の、虎徹くんの成長をお届けしたいと思います
前回の虎徹くん⇒コチラ
先月ご紹介してから早1ヶ月、虎徹は生後約4か月になりました
相変わらずのやんちゃぶり、スタッフ全員の手は傷だらけです
2か月前くらいは、うさぎ跳びのように走っていてこの子走り方わからないのかしら?と心配していましたが
どうやら杞憂だったようです
そして、生後3ヶ月を過ぎたので、猫エイズ(FIV)、白血病(FeLV)の血液検査を行いました。
猫エイズ、白血病は血液や唾液などを介して感染するため、感染している猫に咬まれたり、感染している母猫から産まれることでウイルス感染します。
しかし、感染していても、発症しないキャリアとよばれる無症状状態で何年も過ごす猫ちゃんもいるので、感染している猫ちゃん全員が病気を発症するわけではありません。
ただし、一度発症すると完治のための治療法がない病気です。
野良猫ちゃんに多い病気なので、虎徹は元半野良、病気がないかどうかを調べました。
(感染している場合、ウイルスの抗体ができるまで1~2か月かかるので、子猫の場合は生後3ヶ月以降に検査をおこないます)
エイズ、白血病を調べる検査キットです。(↑は結果が出る前のものです)
●が1つだけだと陰性(-)、感染していません。
虎徹の結果は・・・・・・・
陰性(-)でした!
虎徹には、病気で血液が必要な猫ちゃんのために、血液を供血する供血猫として、これから活躍してもらいます。
今まではモンちゃん、そして去年亡くなったカンちゃんがその役割をしてくれていましたが、虎徹が感染していない事がわかったので、もう少し虎徹が大きくなったら、虎徹の血液が病気の猫ちゃんの命を救ってくれることになります。
家政婦は見たならぬ、モンちゃんは見た
こっそり陰から見守るモンちゃんでした
そしてそして、
院内で飼育している、ダックスのさいとうくんとも遊べるようになりました
さいとうくんが、じーっとしているので、虎徹がやりたい放題です
がぶがぶしすぎるとさいとうくんもやり返してました
こうしてさいとうくんが猫ちゃんと遊んでるのをみると、去年亡くなったカンちゃんを思い出したり
さいとうくんとカンちゃんも一緒に遊ぶ仲良しさんだったので、虎徹もさいとうくんと仲良くなれるといいなぁ
目にするものなんでもおもちゃです
高い所にひょいと登ったり走り回ったり、もう身体能力は成猫と変わらないくらいになってきました。
毎日元気にすくすく育つ虎徹くんの成長を、次回もお楽しみに