こんにちは、看護師のあべです
札幌は昨日今日ですっかり雪景色です
ついに来たか~と思われた方も多いのではないでしょうか
おそらく一度溶けると思いますが、12月半ばにはきっと積もり始めちゃいますね
さて、当院ではワンちゃん猫ちゃんの他、ウサギさんやハムスターちゃん
も診療しております。
今日はハムスターちゃんについてお話ししたいと思います
この子は兄夫婦のお家にいる長毛タイプのゴールデンハムスターのじゃむちゃんです
2歳くらいだそうです
ハムスターちゃんは♂♀の判断がわかりにくく、たまにペットショップ売られている時も間違っている場合があります。
基本的にハムスターは単独飼育の方が良いですが、もし同時に2匹同じゲージで飼う場合、増やす予定がなければ♂♀の判断をお近くの動物病院でしてもらう事をお勧めします
病院に連れて行く際は、小さい箱の中にいれるなど、逃げないよう注意して連れて行きましょう
トイレットペーパーの芯や、使わない靴下など、隠れる場所があるとハムスターちゃんが安心できますよ
さてさて、少々ハムスターちゃんの豆知識を載せたいと思います
呼び方は様々
上記に、長毛タイプのゴールデンハムスターとありますが、ゴールデンハムスターは他に、金熊ハムスター、エキゾチックハムスターなど呼ばれることもあります。
ちなみにジャンガリアンハムスターも、毛色によってブルーサファイアやスノーホワイトなど別の名前で呼ばれる事もあります。
ハムスターは完全夜行性!
野生(海外)では一晩に10~20kmの距離を移動します。
ですので、お家では回し車を用意してあげましょう。
回し車は隙間が空いているタイプは足を挟めてしまうので、↓のタイプの用なものが良いです。
性格は女の子♀がキツい?
基本的に女の子♀の方が気性が荒いそうです。
男の子♂は比較的おとなしいタイプが多いみたいです。
草食に近い雑食
夜に活発に動きますので、ごはんをあげる時間は夕方がお勧めです。
主食にはペレットを与えましょう。
ハムスターといえばひまわりの種のイメージが強いですが、ひまわりの種は脂肪分が多く太りやすいです。ピーナッツ
なども。
あくまでオヤツとして一日数粒程度にしましょう
可愛くてあげたくなっちゃう気持ちもとってもわかりますが・・・
ごめんね~~
寒いと疑似冬眠してしまいます
気温5℃以下で冬眠のような状態に。
かなりの体力消耗になりますので、冬眠させないようにしましょう。
亡くなってると思って埋葬してしまわないように気を付けて下さい
疑似冬眠してても、温めると起きます。
前歯は黄色いのが通常
黄色い状態が健康のしるしです。
一生伸び続けるので、齧り木などを用意してあげて下さい。
齧り木がなかったり、うまく噛めない子は過長歯といって、伸びすぎて頬に刺さることも。
そうなった場合、病院で歯を切ってもらいましょう。
聴覚と嗅覚がスゴイ
視力は弱いですが、聴覚と嗅覚はとても優れています。
ですので、テレビやコンポの傍など、あまり騒がしい所にはゲージを置かないようにしましょう。
穴掘り名人(?)
地中に穴を掘って暮らす動物です。
野生のゴールデンハムスターなどは数メートルも掘るそうですよ
腹筋を使ってっ
このように、ハムスターちゃんはちょっとした引っ掛かりがあればとっても器用に上ってしまいます。
脱走にはくれぐれもお気を付け下さい
ゲージも、網だと足を引っ掛けて骨折してしまう場合もあるので、なるべくなら網ではなく、水槽のようなゲージが理想的です
仰向けは防御体勢
キーキー鳴いて怖がっているので、なるべく仰向けの体勢の時は、触らないようにそっとしておきましょう。
無理に起こさないでそっと見守りましょう
また遊んでね