盗聴器は、実在するお店やネット上のお店でもたくさん売っていて誰でも気軽に買えちゃいます。自分には盗聴なんて関係ないと思っている人は多いと思いますが、実は身近な存在なのです！！
例えば、コードレス電話の会話は誰でも簡単に盗聴できるって知ってますか？デジタルコードレスでない場合、普通に売っている受信機で簡単に聞くことができます。秘話機能付きのコードレスでもそれを解読する機能が付いた受信機も売っているので危険です。昔、一緒に住んでいた人が友達から借りてきたと言って、一日中コードレス電話とかの会話を聞いてたことがあります。
コードレス電話は使わない！どうしてもというときはデジタルコードレスに。
コードレス電話のことは分かった。でも、盗聴器を仕掛けられることはないでしょ！というあなた・・・。
こんな風に盗聴器を付けられることがあります。
一人暮らしを始めたAさん。
引越の挨拶に隣室を訪ねたところ一見好青年と思われる男性が住んでいました。
Aさんは、大学生で学校も慣れてきたのでアルバイトを始めました。
すると、その頃からおかしなことが起き始めたのです。
郵便受けに変な手紙が入っていたり、Aさんの自転車がいたずらされていたりしたのです。
初めAさんは、アルバイト先の誰かがストーカー行為をしているのではないかと思い、せっかく始めたアルバイトですが辞めることにしました。
しかし、いたずら行為はその後も続き、誰にも話していないはずの家族との電話の内容や私生活のことに触れた手紙が入るようになりました。
ここにきてAさんは初めて盗聴を疑いました。
「学校の友達が盗聴しているかも？」と。
そこで、盗聴の調査を実施すると・・・
Aさんの部屋の時計に盗聴器が仕掛けられていることが分かりました。
では、いったい誰が盗聴器を仕掛けたのでしょう？
実は、引越の挨拶のときにAさんは、大学に入って一人暮らしを始めたことを話していました。
そして、後日、「引越のお返しに。学校に遅刻しないようにね。」と隣室の男性がくれたもの、それが時計だったのです。
Aさんの場合は、引越の挨拶がひとつのきっかけでしたが、それ以外でもAさんのような被害に遭ってしまうことはあります。職場の同僚、学校の友達、お客様、彼氏・彼女、ささいなきっかけで盗聴器が仕掛けられてしまうことがあることを知ってください。
ささいなことでも盗聴器を仕掛けられることがある。
では、盗聴を予防するにはどうしたらいいのでしょう？仕掛けられないようにするのが一番ですから、トラブルに巻き込まれないようにするということになるでしょうか。でも、恋愛トラブルや同僚とのトラブルなど避けられないこともありますよね。
そんな時は次の点をチェック。
もらいものの電化製品がないか。
ドアポストがある場合は、こまめに見る。（カバーの裏側も）
部屋が１階の場合は、窓に変なものが貼られていないか見る。
でも、これだけでは１００％防止することはできないので、本当に心配な時は、盗聴バスターズに相談してみて。