盗聴発見器は皆さんご存知でしょうか？
いろいろなものがありますが、多くは片手に収まるくらいの大きさで、盗聴器に反応すると音が鳴ったり、光ったりして教えてくれる機械です。値段は千円くらいから5万円くらいまで幅広いのですが、このような盗聴発見器を購入するのと盗聴器発見調査を依頼するのではどちらが良いのでしょうか？
実は、盗聴発見器を購入した後に盗聴器発見調査を依頼する方がたくさんいます。その逆に、調査を依頼した後に盗聴発見器を購入する方はほとんどいません。
なぜかと言えば、盗聴発見器は反応を良くするため盗聴器以外にも反応するようになっていて、室内のいたるところで反応しパニックになる方が多いからなのです。
例えば、発見器がテレビに反応したとします。でも、発見器を使った方はテレビのどこに盗聴器が仕掛けられているのか分かりませんし、本当に盗聴器なのか確信も持てません。もちろんテレビを捨てることもできず、困ってしまって調査を依頼される方が非常に多いのです。
自分でできる「盗聴器発見マニュアル」などと銘打って、簡易発見器を販売するサイトもあるようですが、発見器に3万円も出すのなら、初めから調査を依頼したほうが実はお得なのです。
その他にも調査を依頼したほうがいい理由があります。
それは、発見器は無線式の盗聴器にしか反応しないという弱点があるからです。
対して、調査は経験豊富な調査員が訪問して時間を掛けて盗聴の調査を行います。機械に頼るだけでなく、経験と実績に裏打ちされた調査員の目でもくまなく調べてくれます。さすがに、隣室のコンクリートマイクによる盗聴を発見することは難しいものの、その対策方法などを教えてくれます。
一人暮らしの方のお部屋であれば、調査料金は3万円から4万円くらいです。
しっかりとした調査をしてもらい、且つ、なかなか他人には相談しづらい盗聴・盗撮問題の理解者（相談できる相手）ができると考えれば決して高額な料金ではないと思います。
