一人で牛丼屋に行けなくなった。

 

仕事で出張なんかもなくなったってのもあるけど。

 

理由はもったいないから。

 

なんか、自分のためだけにお金使うのってものすごく悪な気がして。

 

私以外で外出した時のランチが3人で1万円とかだけど。

 

牛丼とか、日高屋でラーメン食べるんだったら、家帰ってカップラーメン食べるか冷凍パスタか、途中で1袋26円の茹でそば2つ買って茹でて食べるかって気になってしまう。

 

ほぼ外の自動販売機でも飲み物を買えない。

 

いつもスーパーやドラッグストアで69円とか79円の飲み物買っておいて、外出時に持参することにしてる。

 

家族でどっかに行ったならケチケチしないで使うけど、自分一人となると極端にお金を使えなくなった。

 

こういうのって少し寂しい気がするからやめた方がいいんだろうけど、もう染み付いちゃって治んないな。

 

髪切るのももう20年以上同じところで切ってて、そこは690円できちんとやってくれるところ。

 

ここ以外、20年以上行ってない。

 

なので普通の男性が、どういうところで、いくらくらいで髪を切ってるのかも分からない。

 

 

牛丼のことに戻るけど、就職して横浜に来て吉野家の牛丼を当たり前に食べられることに感動した。

 

田舎の大学の時は、たまーに東京に来て渋谷でレコードと洋服を漁って、ハンズとかタワレコのあるあたりの吉野家に行ったっけな。

 

就職して独身の頃は、土日のどっちかは朝からパチンコやって、でもポケットには500円か600円を必ず残しておいて、すっからかんになったときに独身寮のある駅前の吉野家で特盛を食べて、負けたことにガッカリしながら寮までの急な坂を登った。

 

パチンコ屋の新台入れ替えの時はいろんな人と一緒に並んで台取り合ってすごい状況になってたわ。

 

 

高校、大学、独身時代と結構金遣いは荒かった。

 

高校は私服で、親が私の欲しい服の値段を聞いてから(高すぎて)一銭も援助しないって言われて、新聞配達とかヨーカドーの寿司屋で(嫌味言われながら)シャリ炊きして高い服を買った。

 

新聞配達して、シャリ炊きして高い服買う高校生、カッコ悪いわ。

 

高校の卒業式のスーツさえも自分で買った。

 

 

大学ではもっと洋服に金使ったなぁ。

 

ローン組んでまで買ってたから。

 

田舎でカッコつけてもだけど、札幌に遊びに行くとアニエスベーのプレッションのカーディガンにボーダーTシャツ、マリテフランソワジルボーのデニムなんかを買ってた。

 

靴は、ドクターマーチンのつま先にメタルの入ったクリスマスバージョンのおでこ靴、ジョージコックスの3万以上したラバーソール、Loakのタッセルローファーとか、躊躇なく買ってた。

 

田舎でジョージコックスのラバーソール履いて大学行っても、今考えると痛いだけ。

 

レコードとCDも半端なく買った。

 

大学受験の時、東京の私大を受験したけど、数日東京にいてほとんど渋谷とか代官山とか行って、レコードと洋服買って。

 

何やってんだか。

 

就職して独身の時は週末は渋谷に行ってシスコレコードとかWAVEとかに行って毎週何かしら買ってた。

 

店員のオススメとジャケット見て買うって感じで。

 

結婚してからこの半端ないレコード、CDはほとんどを当時のレコファンに持って行って買い取ってもらった。

 

 

一番金使ったのはバクチ以外ではコムデギャルソンの洋服。

 

高校の時は市内にCAMELってセレクトショップがあって、当時はコムデギャルソンの服がセールで半額になる時代だったんでそのときにまとめ買いしてた。

 

大学の時もその市内のセレクトショップにあったんで、月1は顔を出すって感じで相当買ったと思う。

 

ひどいのは就職後、独身時代でこのこの時は横浜ビブレ内にあったんで、まぁ行ったな。

 

店員さんが可愛い女性で、入荷の予定を教えてくれてキープするみたいな。

 

いつもカッコいいDMにびっしり色々書いて送ってくれて、ポスターとかロゴ入りのハンガーやガーメントもくれてた。

 

セールがある時は必ずプレセールをやってくれて、セールにはなってないときにほぼ全部を半額で買えた。

 

まんまと引っかかったんだよな、いい客だったわ。

 

 

独身の時は、給料じゃ間に合わなくて、銀行ローンとかで50万円以上借金があったんだよな。

 

 

結婚してからあまり自分のために金使わなくなって、ここ数年は顕著。

 

それで今は「一人で牛丼屋に入るのがもったいない」って発想になってんの。

 

よくないよなぁ。

 

普通は、牛丼なんてもんじゃなくて、自分に投資したり、趣味に金使ったりするんだろうな。

 

 

あれほどバクチに洋服に音楽に金かけてて、結婚して金使えなくなったのには訳があって。

 

結婚前に、将来恐ろしい借金地獄になることがなんとなく分かってたから。

 

もうやばいと思った。

 

これが全ての転機。

 

いずれ来る巨額の借金!

 

子供ができてからはやりたいことをやらせて、将来くる借金地獄からどう生き残るかしか考えてなかった。

 

結婚した瞬間からバクチをやめ、高い洋服は買わないことにして、当時は飲み物も賞味期限ギリギリの1本19円のを自分用に箱買いしてた。

 

幸いマンションのローンを15年で返して、2人とも中学受験させて私立に行かせることができて、子供達にニューヨークやロンドンをはじめ、何度も海外旅行に行くことができた。

 

子供の服やら靴やらバッグやらにも相当金使ってきた。

 

靴はドクターマーチンそれぞれ5足は持ってて、APCのショルダーやらビューティフルピープルのライダースのショルダーもそれぞれ色違いで持たせてる。

 

バカ親で。

 

 

 

そしてついに2023年8月、恐れていたとんでもない金額の借金が降りかかってきた。

 

5000万円、お手紙でしれっと「返せ」と。

 

これを1年がかりで、結婚した時から考えていたシナリオ通りで解決した。

 

2024年9月のこと。

 

30年近く怯え続けていた借金から解放された。

 

全く私と無関係な借金。

 

あまり感謝されなかったけど。

 

 

借金があって、子供に金使って、そしてすっかり自分で金使えなくなって牛丼を一人で食べられなくなったわけ。

 

今じゃその延長で過剰に小遣い稼ぎに熱心になって。

 

良くないよなぁ、って。

 

 

かなり特殊な借金だったからこんなことには普通の家庭にはないんだろうけど、いつかこの30年近い借金解決のこと書いておきたいかな。

 

本でも出したくらいだわ。