こんにちは。今日は成人の日、
2021年はウイルス感染拡大防止の見地から、
成人式を行うことができない地域もあるかと思いますが
それでもこの門出の日をお祝いさせてください。
新成人のみなさま、おめでとうございます。
変化の時代に生まれてきたみなさんは、きっと強いです。
みなさんに見えない世界から沢山のサポートがありますように。
今日は少し思い出話をしたいと思います。
成人の日が来ると思い出すことがあります。
16歳のある日、母に促され、成人式の着物を買うからと
呉服屋さんに連れて行かれました。
まだ先の事なのに・・・
さまざまな色の着物から、一番似合う
ペパーミントグリーンの着物を選びました。
そして、値段を知ってびっくりしました。
振袖が60万円、もろもろ付けると気の遠くなるような値段です。
当時は父とは別々に暮らす母子家庭だったので
母の収入が生活のすべてです。
私にはその着物が贅沢に思いました。
貸衣装でいいよ・・・
そんなに高い着物・・・
お店の人に、いいように言われているだけよ。
母の説得を試みたり、今はいいからと断ろうとしましたが、
母はどうしても譲りません。
そしてその翌年、私が17歳の時、母は他界しました。
ありったけのお金と、足りなかった分はローンを組み
全額を払いきって、天に還りました。
当時の母は無意識に、自分に残された時間を
感じ取っていたのかもしれません。
母のありったけの思いが込められた着物でした。
数年後の成人式当日、
式典に参加したその足で
職場に向かいました。
母はそこにいませんでしたが、
見えない身体でそこにいました。
家族の中で一番先に天国に行った母は、
肉体がなくなって天国に行ったあとも
見えない身体で(私には見えたのだが)現れ、
意識は続いているということや、
夢に現れてはアドバイスをくれたり、
天国での様子をみせてくれたりと、
見えない世界の扉を開いてくれました。
メソメソ、シクシクも、もちろんたーくさんしました。
でもそれ以上のことを母は返してくれましたし
スピリチュアリズムを学んでいくうちに
たましいが選んだ大きな流れのなかで
必然として起こったことであったと
受け止められるようになりました。
話を戻します。
成人式を迎える人がいるということは
天国の家族やご先祖様にとっても喜ばしいことなのです。
成人の日、
着物を着ておめかしをして現れる先祖霊や
抱えきれないほどのお赤飯をもって
嬉しそうにお孫さんのもとを訪れる
お祖母様の霊も見かけました。
なぜなら、
こちらの世界とあちらの世界はリンクして、
リアルタイムで繋がっているから。
嬉しいこと、喜ばしいことは、
ひとっとびで天国へと伝わるから。
このブログを読んでくれたみなさんに
小さな奇跡が起こりますように。
本日もお読みいただきありがとうございました。