ちょっと雲が多いけど今日もいいお天気、ありがたいです。

 

前回につづいてもう少し心のお話させてください。

 

「人生は心ひとつの置きどころ」

 

この言葉をまるごと受け入れられるようになるまで、天風の考えを軸に生きていこうと思えるようになるまでに色々な本を読みました。

中でも最初に、お、おーと思ってこういう書物を読み出したきっかけはNHK100分で名著で取り上げていたアドラーの「人生の意味の心理学」です。「嫌われる勇気」で一躍有名になったアドラーの心理学全体を理解できる本です。理想論ではないか、自分1人がやったことろで、、など思ってしまいがちですが、私はこれを読んでやってみよう、楽になれそうと思えたのです。

 

それから比較的最近では、遅ればせながら「7つの習慣」。これも超有名なので読んだ方も多いかと思いますが、私はフツーの習慣の話かと思っていたので、全然違っててびっくり。「パラダイムシフト」や「原則主義」の話でした。これも実践しつづけるのは容易ではありませんが、うーん確かにと心に入ってくることばかり…ときどき思い出せるように近くに置いています。

 

他にもこういった類いの本を読みましたが、ある日気づいたのです。

 

これらの本の大きな考え方の源流は同じではないか!!と。

 

例えばアドラーの「人生の意味の心理学」、「意味は状況によって決定されるのではない。われわれが状況に与える意味によって、自らを決定するのである。」。

 

「7つの習慣」の刺激と反応の間、「何が起ころうとも、それが自分に与える影響を自分自身の中で選択することができたのだ。」。

さらに、インサイド・アウトの章にある「人格主義の土台となる考え方は、人間の有意義なあり方を支配する原則が存在するということである。自然界に存在する引力の法則などと同じように、人間社会にもまた、時間を超えて不変であり異論を挟む余地のない、普遍的にして絶対的な法則があるのだ。」中略「このような原則、あるいは自然の法則は、社会の歴史のサイクルを深く調べ、思索している人からすれば、今さら言うまでもない明白なものである。これらの原則の正しさは、歴史の中で幾度となく証明されている。」

 

天風の宇宙のエネルギーに通じる~!と。

ますます、これを礎にしていけばいいんだと思えたのです。

 

 

正直日々の生活の中では、全くこんなこと忘れていることもあります。

でも朝晩の感謝だけは忘れず、たまにこれらの書物に立ち返り、そうだそうだと気持ちを整えています。

 

人生の指針となるものに巡り会えて本当に良かったです。

皆さんもそういうものがありますか?これからの方は巡り会えるといいですね。