食品微生物講習会。
先日、工業技術センターにて、行われた講習を受けてきました。
内容としては、食品微生物の基礎、食品に関わるカビ、酵母、産膜酵母について。
やはり、ビール醸造者として、酵母はもちろん、微生物を扱う仕事ですので、
このような勉強は、するべきですらね
発酵とは、人間が作り出したもの(勝手に言っているもの)で、
微生物にとっては、発酵も、腐敗も、同じ事なんですよね・・・。
有害か無害かで、割り振られています。
カビなんかは、日本酒に使えば麹カビは有益、
他の食品に繁殖すると、ただのカビになってしまいます。
現在発見されている微生物は、全体の5%前後しかいないと言われています。
そんな中で、ビールに適した酵母、ワインに適した酵母などを見つけてくるわけです。
まだまだ、未発見な世界ですね。
だからこそ、醸造はおもしろい
酵母は、育つ環境によって、違う顔を見せます。
小麦粉を練って、糖を混ぜた物に、酵母を添加するとパンに。
小麦の汁に、酵母を添加するとビールに。
ぶどうジュースの中に酵母を添加するとワインに。
偉大さを改めて、実感しました。
まぁ、学生時代は、微生物関係ばかり勉強しましたが、、
社会人と学生の時とでは、感じ方、捕らえ方が変わった気がします。
なんたって、楽しく講義が受けれました。
微生物の事を聞くには、松岡に・・・
なんて、社内で言われるようになれればいいなと思いますね。
では、今日はこの辺で