夏なので心霊系の話をします。


幽霊を割と信じるタイプなので幽霊に対しての

侮辱とか失礼な行為はしないように


心霊スポットには絶対に行かないし

何となく悪い空気のところには近寄らないようにしている。


幽霊がハッキリ見えるタイプでは無いけど

幽霊がいる事は信じているからそういう場所に近づかない


だからこそ怨念とかに巻き込まれないので

怖い話にはならないが




幽霊をしっかりめに信じるきっかけになった話が

1つある



約10年前

2014年頃に親戚にいる霊媒師の方に


長男(俺のこと)さんを連れて福岡のおじいちゃんのお墓へ挨拶に行ってください。できれば6月までに


と親戚の霊媒師さんから母親へ電話がきた


親戚の霊媒師さんから電話がくるなんて事は今まで無かったので俺の母親も只事じゃない事を察して


電話が来た次の週に福岡のおじいさんのお墓の元へ行く事になった。



霊媒師のおばさんも俺は数えるほどしか会った事がなく、母も親戚なだけでそこまで詳しくは知らないそうだが


当時は地元でパワーストーンの販売を行っており当時の芸能人の洗脳事件もあったりして風評被害もあり霊媒師と名乗ることもほとんど無く


石の販売員のおばちゃんとして生活していたそうだが


お墓参りを『6月までに』と期限を指定されてしまっては何か重大なことが起こると思ってしまい

早めにお墓へ向かうこととした。



福岡に到着し3時間ほどお墓を探し歩き


やっとの思いでお墓に到着しお墓参りをして

周りは砂利なので雑草がいっぱい生えていたり

凄く汚れているわけでもないが


清掃をしてお墓参りが終わり振り向き際の一瞬だけ視界におじいちゃんのような人が入り



えっ…と思うとそこには人がいなくて



一緒に墓参りに来た母や妹も別に普通の何事もない様子だったので



それ以外に人がいる様子も無かったので

完全に見間違いか俺も慣れない飛行機で疲れてしまっていたので



全然、気のせいだと思ってその日は親戚の家を回った後に一泊してから



千葉に帰ってきた。

特に何事もなく日々の生活を続けていて


何となくだが飛行機でたくさん寝た日から不眠が治って

不眠が治ったせいか頭痛もあまり起きなくなっていた。



当時はそんな事思わなかったが、今思うとお墓参り行ったからなのかな?とか考えてしまう。



お墓参りにいってから数ヶ月後の

ある平日の午後のこと


10年も前の事なので何を調べていたのかなんて忘れたが俺はその日、珍しく歩きスマホをしていた。


多分、今どうしても調べないといけないものでもなく

どうしても手に入れたい情報でも無かった


踏切の音が聞こえ俺はその場に立ち止まった。



すると下を見てスマホを見ている俺の視界の

斜め右上くらいに人が入り込んできた。


咄嗟のことで"ぶつかる!"と思い

すみません。と言って避けながら顔を上げると


俺は踏切内いて



しかも

線路の上に立っていて



えっ‥と思い振り返ると

誰もそこにはいなかった



踏切の外側のロータリーでスケボーに乗った複数の青年がいるくらいで



それ以外は誰もいなかった。


視界に入ってきた人の手はシワが多くお婆さんにしては骨ばった手だったから


いるとしたらお爺さんがいるはずだが

お爺さんはその近くにはいなかった



俺は慌てて踏切の外側へ出て



スレスレと言うわけでもないが特急電車が勢いよく線路を走り去っていく姿を見て




何故だかその日は頭が真っ白になり家に帰ったのを覚えている



ちなちに俺はその日、予定もなく

ただフラフラ何か買い物でもしようかなとか思い歩いているだけの日だった



目的が無ければ外へ出ない性格なのに

その日は目的も無く外を歩いて今思うと違和感しかないが



あの日が恐らく俺が死ぬ日だったのかもしれない。



視界に入り込んできたのは人ではなくもう既に亡くなっているはずの福岡の爺さんだとしたら。


親戚の霊媒師に言われたお墓参りを6月までに行きなさいと言われたのも繋がってくる気がする


それは6月の出来事だったから

多分墓参りに行ってなければその6月に死んでたのかもしれない。


っていうだけの話

本題に入ります。



暑いですよね。