(この物語はフィクションです)
19日の出勤時間午前11時34分、退出時間不明。
午後3時に出勤したこともあるほど、
いつもは出勤が遅い水曜日に、きょうはとても早く出勤した。
10月初めの監査のことが、よほど気になるのだろう。
いつもは出勤が遅い水曜日に、きょうはとても早く出勤した。
10月初めの監査のことが、よほど気になるのだろう。
「気楽クン」は、先を見通して仕事をするのが、とても苦手だ。
いつも土壇場の土壇場で、やっつけ仕事をしてばかりいる。
それでいて、「3日連続で徹夜した。本当によく働くよ。オレ様は」などと、
他人に自慢している。もちろん、徹夜なんてウソだ。
いつも土壇場の土壇場で、やっつけ仕事をしてばかりいる。
それでいて、「3日連続で徹夜した。本当によく働くよ。オレ様は」などと、
他人に自慢している。もちろん、徹夜なんてウソだ。
この1ヶ月くらい、毎日1~3時間くらい読んでいた新聞に、
きょうは全く手をつけなかった。
きょうは全く手をつけなかった。
で、きょうしたことは、
帳簿、伝票、領収書の3年分の突き合わせ。
もちろん、自分に関係する箇所だけだ。
項目は、交際費、タクシー代、会議費。
それに、夜食代。「うちの会社」で夜食代を請求するのは、
「気楽クン」だけ。折り合いの悪いお婿さんが来る日に限って
「お父さんは、きょう忙しいので、残業だ。11時ぐらいになる」
と自宅に電話している。
帳簿、伝票、領収書の3年分の突き合わせ。
もちろん、自分に関係する箇所だけだ。
項目は、交際費、タクシー代、会議費。
それに、夜食代。「うちの会社」で夜食代を請求するのは、
「気楽クン」だけ。折り合いの悪いお婿さんが来る日に限って
「お父さんは、きょう忙しいので、残業だ。11時ぐらいになる」
と自宅に電話している。
不適切なもろもろの支出について、胸の中に、「監査で質されたら困る」という、
何かやましい思いがあるからだろう。
何かやましい思いがあるからだろう。
きょうは、こんな電話もしていた。領収書を見ながら、
「お宅は、何を売る会社ですか。社名に心当たりがないので」
「お宅は、何を売る会社ですか。社名に心当たりがないので」
えっ、えっ、えっ。
「気楽クン」は、領収書の流用までしているのだろうか。
「ウチの会社」の決算書の信憑性は、政治資金収支報告書並みか。