(この物語はフィクションです)

超オレ様系上司の「気楽クン」(元国家公務員)は、結構忘れ物が多い。
アフター4(?)の飲み会が気になるのか
机の上に大事な物を置いたまま帰ってしまうこともよくある。

忘れ物を見ると、「気楽クン」がその日一日
ろくなことをしていないことが、すぐわかってしまう。

よくあるのは、仕事と関係ないお友達宛てに書いて、封をした分厚い封筒。
個人的な用件の宅配便を、差出台でなく、机の上に置いたまま帰ってしまうことも。
懸賞に応募する「はがき」が机の上に置いてあることもあった。
(景品は、確か1000円分のオレンジカードだった)

この間、帰り際に、何気なく「気楽クン」の机の上を見たら、

「熟女クラブオープン! オールタイム40分2000円」

の文字が目に飛び込んできた。
何かと思ったら、ポケットティッシュだった。

勤務時間中に、大いびきをかいて居眠りしているのでなければ、
オフタイムに何をしたって、まったく個人の自由だけど、
自宅とは関係のない駅で途中下車をして、
熟女のお姉さんから、
「美しく咲いている花、見に来て!!」
と、ポケットティッシュをもらったのだろうか。

「気楽クン」ってこの間、71歳のお誕生日を
迎えたばかりだ。

勤務時間中に
「ヒヒヒ、あそこは1人では入れないよ。今晩一緒に行こうよ」
なんて、大声で私用電話をしているが、これかな。
悪銭身に付かずって感じ。