(この物語はフィクションです)

「ボクは経理のど素人」
現役国家公務員、天下り生活と20年以上も
経理部門の管理職として過ごしながら、
堂々とこんなことを言っている上司の「気楽クン」。

政府は、フリーター枠をたった100人と言わず、
どーんと10万人くらい採用したらどうだろうか。
経理のど素人でも、20年も管理職手当付きの給料が
もらえるのが、国家公務員らしい。

いやはや、うらやましいお仕事だ。

さて、きょうは、「ウチの会社」の
会計事務所から決算の試算表が届いた。
しかし、上司の「気楽クン」はお休み。

休んだ理由は情けない。
住民税の金額に納得がいかず、居住する役所の
収納課(課税課)に説明を求めるために乗り込んだのだ。

就業時間の公私混同をなんとも思わない「気楽クン」らしいが、
こんな大事な日に、勤務を休んでしまうとは。
決算確定の作業は遅れるばかりだ。