レンタルにて鑑賞。
自分も読んでいた週刊ヤングマガジン
福本伸行『賭博黙示録カイジ』が原作。
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原作が持つ心理戦やギャンブルに溺れるものの弱さや苦悩
自分が勝つために弱者を貶めていく
人間の内面がウマく描けているかが注目するところ。
主人公の伊藤開司（カイジ）に藤原竜也
原作では男だったヤミ金の遠藤役に天海祐希
カイジの強大な敵 帝愛グループの幹部・利根川幸雄に香川照之
おっさんこと石田光司に光石研
帝愛グループ会長 兵藤和尊に佐藤慶
友情出演で松山ケンイチ
他には山本太郎、吉高由里子が出ている
自堕落な生活を続け計画性のないカイジが
甘い言葉にそそのかされギャンブルで返済
うまくいけば大金を手に入れられるという話にのり
希望という名の船に乗り込んでいくさまが描かれている。
さて、今作だがいちおう原作の雰囲気は
大幅には損なうことなく映画は展開していく
藤原竜也や香川照之の好演もあり
ストーリーとして面白く構成されている。
また先日亡くなられた佐藤慶の遺作でもある。
原作によく使われる擬音のざわ…も
しっかり使われており漫画が原作らしい
アプローチでもある。
ギャンブルのアイテムである
限定ジャンケン、電流鉄骨渡り、Eカードが
作中に登場。
Eカードの攻防は最大の見所のひとつ。
しかしながら、これって原作を知っているから
脳内で膨らませて楽しめる面が大きいが
知らないとどうなのだろう？と思う部分もある。
個人的には主題歌及び挿入歌 YUIの
「It's all too much」「Never say die」
が心地よかった。
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今回は多少物足りなさもあり69点です。
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